伊能忠敬旧宅は、千葉県香取市佐原にある記念館です。
伊能忠敬旧宅は、伊能忠敬が17歳から50歳まで生活した場所です。
この邸宅は、伊能忠敬が伊能家に婿入りする以前に建てられていて、醸造業などを営んでいたので土蔵造りの店舗になっています。
旧宅の中も見ることができ、炊事場や書院、土蔵など、当時の雰囲気を味わうことができます。
「この一歩から」と書かれた「測量の日」記念碑がありました。
6月3日の測量の日制定を記念して1989年に建立されたそうです。
伊能忠敬が測量を始めたのは50歳で江戸へ出てからだそうで、当時は平均寿命が60歳の時代なのに、とてもエネルギッシュですね。
測量地の緯度を求めるために、北極星などを観測する時に利用した天体観測器具の象限儀が展示されていました。
伊能忠敬は、空のスペシャリストを目指していたそうですが、日本地図を完成させたことで陸のスペシャリストとして歴史に名を残すことになったそうです。
伊能忠敬について知ることのできる伊能忠敬旧宅。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。