未来の暮らしを考えるきっかけを得られる施設 かわさきエコ暮らし未来館 (本館見学コース)

かわさきエコ暮らし未来館は、神奈川県川崎市川崎区浮島町にある博物館です。

かわさきエコ暮らし未来館

かわさきエコ暮らし未来館は、地球温暖化、再生可能エネルギー、資源循環の3つのテーマを中心に学べる環境学習施設です。ただ展示を見るだけでなく、実際に体験しながら環境について楽しく理解を深めることができます。

かわさきエコ暮らし未来館 (2023/11/02)

かわさきエコ暮らし未来館には広々とした駐車場が併設されているので、車で訪れることができます。特に公共交通機関でのアクセスが難しい場合には、とても便利です。

かわさきエコ暮らし未来館 (2023/11/02)

かわさきエコ暮らし未来館は、本館は浮島処理センターの建物の一角に位置しており、入り口は落ち着いたデザインになっています。駐車場への入り口は、少しわかりにくい場所にあるので、初めて訪れる際には地図を確認しておくと安心です。

かわさきエコ暮らし未来館 (2023/11/02)

訪れた日は偶然にも休館日でした。特に月曜日は休館になることが多いため、訪問前に公式ウェブサイトなどで営業日を確認しておくことをおすすめします。せっかく足を運んだのに見学できない、ということがないようにしたいですね。

かわさきエコ暮らし未来館

館内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、雲や空をイメージした白い壁が広がる「ガイダンスゾーン」です。このエリアでは、地球環境について、現在どのような取り組みが行われているのかを学ぶことができます。初めて環境問題に触れる人でもわかりやすい解説が魅力です。

かわさきエコ暮らし未来館

展示エリアには、頭の上に葉っぱを乗せた「ろじぃちゃん」(エコロジー)と、頭の上にお財布を乗せた「のみぃちゃん」(エコノミー)のキャラクターがいます。この二人が手をつなぎ、「環境と経済が共存する未来」を表現しているのがユニークで、子どもたちにも親しみやすいキャラクターです。

かわさきエコ暮らし未来館

1階の床には川崎市の航空写真が大きく広がっており、現在地がすぐに分かるようになっています。写真の上を歩きながら、実際に川崎市内の環境関連施設の位置を学ぶことができます。こうした展示の工夫が、学ぶことの楽しさを増やしてくれます。

かわさきエコ暮らし未来館

プラスチックを再利用したユニークな展示物がありました。廃プラスチックをうちわの形に加工したものや、切り取ってキーホルダーに仕上げる展示物です。小さなお子さんでも楽しめるため、家族連れにおすすめです。

かわさきエコ暮らし未来館

「かわさきエコ暮らし未来館」では、土日や祝日に定時ガイドツアーが実施されています。このツアーでは、展示物の詳しい説明を聞きながら見学を進められます。

かわさきエコ暮らし未来館

もしツアー開始まで時間がある場合、1階の広々とした休憩スペースで待つことができます。明るい室内に配置されたテーブル席で、快適に過ごせます。自然光が入るデザインで、居心地の良さが魅力です。また、飲食も可能で、見学の合間に一息もつくことができます。

かわさきエコ暮らし未来館

かわさきエコ暮らし未来館は、1階がガイダンスゾーンと休憩スペース、2階が展示エリア、そして3階が事務エリアになっています。展示を楽しみながら建物内を散策することで、環境への理解を深めることができます。

かわさきエコ暮らし未来館

1階から2階へ上がると、環境に関するさまざまな体験型展示が迎えてくれます。

かわさきエコ暮らし未来館

2階には「地球温暖化対策」についての展示があります。環境について「見て・聞いて・触って」学べる展示スペースが広がっています。

かわさきエコ暮らし未来館

このエリアでは、地球温暖化対策や再生可能エネルギー、3R (リデュース・リユース・リサイクル)といった資源循環についての学びを体験することができます。展示物に触れながら、その仕組みを直感的に理解することができるのが楽しいポイントです。

かわさきエコ暮らし未来館

入り口付近には、家具が描かれた部屋のようなコーナーがあります。家庭でのエコライフをテーマに、無駄を見つける仕掛けが用意されています。

かわさきエコ暮らし未来館

誰もいないのにエアコンが稼働している映像が投影され、日常で見過ごしがちなエネルギーの浪費に気付かされます。ここでは、どうすればエネルギーを効率的に使えるかを考えるきっかけを得られます。

かわさきエコ暮らし未来館

地球のチカラのコーナーでは、地球が持つ自然のエネルギーを利用することで、持続可能な生活ができる仕組みを学ぶことができます。太陽光や風力など、再生可能エネルギーの原理や利用例について具体的に説明されており、日常生活への取り入れ方もわかりやすく解説されています。

かわさきエコ暮らし未来館

川崎市の臨海部は、最先端の環境技術が集まる場所です。このエリアで行われている環境保全やエネルギー効率化の取り組みについて、未来館の展示を通じて深く知ることができます。特に、工場と地域が連携して資源を循環させる仕組みには驚きがあります。

かわさきエコ暮らし未来館

資源循環チャレンジゾーンでは、私たちが捨てた資源物がどのように新たな製品へ生まれ変わるのか、そのプロセスを実際に見ることができます。分別からリサイクル、そして新しい製品として再利用されるまでの一連の流れを知ることで、資源の大切さを改めて感じることができます。

かわさきエコ暮らし未来館

資源循環のみちのりのコーナーでは、使い終わったモノが、正しい分別を行うことで再び資源として利用される仕組みが学べます。この展示では、どのような分別が必要かを体験でき、リサイクルの重要性について実感することができます。

かわさきエコ暮らし未来館

資源循環チャレンジ行動でエコ暮らしのコーナーでは、ゴミを正しく分別するゲームが用意されていました。

かわさきエコ暮らし未来館

画面の上から落ちてくるごみを、正しいゴミ箱に入れるシンプルな仕組みですが、間違えずに分別するとポイントが増えます。楽しみながら分別の方法を学ぶことができます。

かわさきエコ暮らし未来館

ゲームでは、正しく分別するたびに画面に楽しいアニメーションが表示されます。子どもから大人まで誰でも気軽に参加でき、環境についての学びが自然と身に付きます。

かわさきエコ暮らし未来館

ゴミ分別ゲームは、何度でも挑戦できる仕組みになっています。画面上から次々と落ちてくるゴミを、正しい分別ルールに従って適切なゴミ箱に入れるのがルールです。一見簡単そうに見えますが、実は迷う場面もあり、環境について深く考えるきっかけになります。

かわさきエコ暮らし未来館

かわさきエコ暮らし未来館は、地球の環境や地域の取り組みについて、体験を通じて深く学ぶことができる施設です。楽しみながら環境についての知識を得られるため、家族連れでも一人でも気軽に訪れることができます。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

  • 2023/11/02 初版
  • 2024/03/17 更新

比企地域の豊かな歴史を体感できる博物館 埼玉県立嵐山史跡の博物館

埼玉県立嵐山史跡の博物館は、埼玉県比企郡嵐山町菅谷にある博物館です。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

埼玉県立嵐山史跡の博物館は、菅谷館跡(すがや・やかたあと)を中心とした中世の歴史資料を展示する博物館です。鎌倉時代の武将・畠山重忠ゆかりの地、菅谷館跡に隣接する埼玉県立嵐山史跡の博物館は、歴史と文化の宝庫です。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

埼玉県立嵐山史跡の博物館では、鎌倉時代の館跡や寺院跡、戦国時代の城郭跡、供養と埋葬などのをテーマとし、出土資料などを通じて、中世(平安時代末期から戦国時代の終わりまで)の埼玉県域の歴史を再現しています。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

エントランスホールには、「比企地区の城館跡群」のコーナーがありました。ここでは、菅谷館跡(嵐山町)、杉山城跡(嵐山町)、小倉城跡(ときがわ町)、松山城跡(吉見町)の4つの比企城館跡群を、写真や立体模型、分布地図などを使って紹介しています。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

展示室の入口は、天井が高く開放的な空間が広がります。展示室に入る前から、歴史探訪への期待が高まります。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

畠山重忠(はたけやま しげただ)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した武将です。鎌倉幕府の有力御家人で、知勇兼備の武将として知られています。この畠山重忠のロボットは、センサーが反応して、語り始めます。重忠ロボットが語る自身の生涯と、展示室の紹介を聞くことができます。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

嵐山史跡の博物館に展示されている「回転劇場~太平記絵巻にみる戦支度~」は、鎌倉幕府の滅亡から南北朝の統一までの戦乱を描いた「太平記絵巻」を題材としたな展示です。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

演劇の舞台装置のように回転する4つの場面を通して、武蔵武士の勇壮な戦いの様子をリアルに体感することができます。各場面には音声解説が付いており、戦いの状況や登場人物の説明を聞くことができます。まるで戦場にタイムスリップしたかのような臨場感で、戦いの様子をより深く理解することができます。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

展示室では、国指定史跡 比企城館跡群(菅谷館跡・杉山城跡・小倉城跡・松山城跡)に関する展示が充実しています。比企城館跡群は、戦国時代の武蔵国における重要な拠点で、日本の城郭史を考える上で貴重な資料となっています。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

嵐山町山根遺跡では、4,000枚の埋蔵線が発見されています。この1つにまとまって出土する大量の銭は、埋蔵銭、あるいは備蓄銭と呼ばれます。戦では、軍備のほか兵糧の確保などにも莫大な費用がかかりました。地中に保存された埋蔵銭は、軍資金になる予定だったのかもしれません。

埼玉県立嵐山史跡の博物館

埼玉県立嵐山史跡の博物館は、比企城館跡群について学び、日本の歴史に触れることのできる博物館です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

山梨県の宝石産業の歴史・伝統・技術を紹介するミュージアム 山梨ジュエリーミュージアム

山梨ジュエリーミュージアムは、山梨県甲府市丸の内にある博物館です。

山梨ジュエリーミュージアム

山梨ジュエリーミュージアムは、ジュエリー産地山梨で生産された宝飾品を中心に、デザインや工芸等を含む幅広い作品を展示するとともに、実演・体験工房を通じてジュエリーの魅力を知ることのできる博物館です。

山梨ジュエリーミュージアム

山梨県の宝飾産業は、江戸時代に上質の水晶が採掘され、水晶研磨の技法が伝えられたことが始まりといわれています。現在の山梨県は、水晶などの素材を使った美術彫刻、研磨加工、貴金属加工、そしてジュエリーの流通を行う企業などが集中し、世界的にも珍しい「集積産地」となりました。

山梨ジュエリーミュージアム

店内は、洗練されたシンプルな空間の中に、宝石ショップのような華やかさがあります。ショーケースの中には、様々なデザインのジュエリーが展示されています。

山梨ジュエリーミュージアム

山梨ジュエリーミュージアムには実演工房があります。貴金属加工、宝石研磨、水晶美術彫刻の職人の卓越した技を見ることができます。体験工房では、職人が、宝石の研磨やシルバー加工などわかりやすく教えてくれます。

山梨ジュエリーミュージアム

山梨ジュエリーミュージアムには、人とジュエリーのタイムライン、ジュエリーをかたちづくるもの、職人の流儀を題材とした常設展示室や、企画展示室があります。このエリアは、撮影禁止になっていました。

山梨ジュエリーミュージアム

山梨ジュエリーミュージアムには、山梨ジュエリーミュージアムショップがあります。ショップでは、山梨で作られたジュエリーやアクセサリー、宝石に関する書籍などを販売しています。イヤリング、ブローチ、キーホルダーなど、様々な種類のアクセサリーを取り扱っています。

山梨ジュエリーミュージアム

今回は、山梨のお土産にぴったりなジュエリーやアクセサリーを見つけることができました。

山梨ジュエリーミュージアム

山梨ジュエリーミュージアムは、山梨県のジュエリーの歴史や技術を学んだり、実際にジュエリー作りを体験することができる博物館です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。