平櫛田中(ひらくし又はひらぐしでんちゅう)彫刻美術館は、東京都小平市にある美術館です。
玉川上水と五日市街道が近くにあり、自然豊かなこの場所で晩年を暮らし、素晴らしい作品を数々残したそうです。
晩年の邸宅を記念館として併設し、彫刻の細工の細かさが美しく、ゆったりと見られる美術館です。
撮影禁止のため、購入したハガキをご覧ください。
平櫛田中の書には「60、70ははなたれこぞう、男ざかりは100から100から」とあるように、当時、亡くなった時点では男性長寿日本一の人物だったそうです。
禅の悟道「尋牛」は、自らを探し求めてようやく自分を見つけだすことを表しています。
平櫛田中は「何年も彫刻を業としているが、いまだに真の彫刻が分からない私自身の姿だ」と述べていたそうですね。
100歳を超えても創作意欲が衰えなかった平櫛田中の作品を鑑賞できる平櫛田中彫刻美術館。
機会があれば、再度来てみたいですね。