四国巡礼を身近に体感できる場所 三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場は、東京都練馬区石神井台にある霊場です。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

三宝寺の境内には、四国八十八ヶ所霊場を模した「八十八ヶ所お砂踏み霊場」があります。八十八ヶ所お砂踏み霊場は、四国八十八ヶ所巡礼を模した霊場で、実際の巡礼が難しい方でも巡礼の気分を味わえるように作られました。各霊場に対応する石碑が設置されていて、手軽に巡礼することができます。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

霊場の入口付近には、案内図が掲示されていて、経路が詳しく示されています。また、霊場を構成する寺の名前の一覧も載っていて、訪問者が全体の流れを把握しやすいようになっています。番号順に巡ることで、スムーズに参拝することができます。この案内図のおかげで、初めて訪れる方でも安心して巡ることができます。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場は、初めに17箇所が設置されましたが、その後さらに71箇所が追加され、合計88箇所となりました。最後に、特別な位置付けとして高野山奥之院が加えられ、全体で89箇所が完成しました。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

霊場巡りは、第一番霊山寺から始まります。この霊場は四国八十八ヶ所の第一番札所に対応していて、霊場巡りのスタート地点です。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

続いて、第二番の極楽寺に進むことで、実際の巡礼と同様の流れを体験することができます。それぞれの霊場で、参拝者は思いを込めてお参りをすることができます。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場は、境内の地形を活かして作られているため、巡礼の道はアップダウンがあります。歩いていると、階段や斜面を上り下りする場面があり、これが実際の四国巡礼の雰囲気を再現しています。道中には木々が生い茂る場所もあり、自然を感じながら巡ることができます。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

霊場の中には、「国分寺」という名前の寺が4つほど含まれています。この名前は、奈良時代に聖武天皇が建立を命じた全国の国分寺を由来とするものです。そのため、四国八十八ヶ所霊場だけでなく、日本各地に「国分寺」と名のつく寺院が点在しています。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

同じ名前でも立地や歴史が異なるため、霊場巡りを通じてそれぞれの寺の背景に触れるきっかけとなります。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

巡礼の最後は、八十八番目の大窪寺です。この場所は霊場巡りの締めくくりとなる霊場です。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場は、地元の方や観光客など、さまざまな人々が訪れる霊場です。それぞれの目的で巡礼を楽しみ、心の安らぎを得ています。

三宝寺 八十八ヶ所お砂踏み霊場

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。