地域と未来をつなぐエコの拠点 むさしの エコ reゾート

むさしの エコ reゾートは、東京都武蔵野市緑町にあるコミュニティーセンターです。

むさしの エコ reゾート

「むさしのエコreゾート」は、旧武蔵野クリーンセンターの建物を活用して整備された環境啓発施設です。市民との意見交換を重ねて実現され、さまざまな主体が環境について共に考え、学び、行動する拠点として活用されています。SDGsの達成を視野に入れ、日々の暮らしの中にある環境問題への気づきや行動につなげることができます。

むさしの エコ reゾート

建物の外観は落ち着いたレンガ調で、周囲には木々が生い茂る自然が広がっています。閑静な住宅街に囲まれており、施設のテーマである環境や持続可能性とぴったりの雰囲気を醸し出しています。訪れるだけで、日常とは少し違う時間の流れを感じることができます。

むさしの エコ reゾート

館内はコンクリート打ちっぱなしのシンプルな造りで、壁には環境イベントや講座のチラシが多数掲示されています。机や椅子などの什器も配置され、地域の人が気軽に集まれるコミュニティーセンターのような雰囲気が漂っています。過ごし方は自由で、のびのびと見学できます。

むさしの エコ reゾート

施設内の一角では、スタッフが慌ただしく作業をしていて活気があります。ただしそのエリアには柵が設置されており、一般来場者が立ち入れないように配慮されています。何か特別な準備が行われている様子がうかがえ、期待感が高まります。

むさしの エコ reゾート

館内では明日から開催予定のイベントに向けて、スタッフが黙々と準備を進めています。展示物の搬入や装飾、備品の設営などが着々と行われていて、イベントの開催を目前に控えた空気が充満しています。内容も盛りだくさんのようです。

むさしの エコ reゾート

施設内には「ものづくり工房」が設けられており、廃材やリサイクル素材を使った工作体験などに参加することができます。環境をテーマにしながら、創造性を刺激するプログラムが展開されていて、手を動かしながら学ぶことができます。

むさしの エコ reゾート

エコクッキングの体験では、旬の食材や余りがちな素材を活用し、無駄のない調理法を学ぶことができます。ワークショップ形式で実施されており、家庭でもすぐに活用できる工夫が満載です。参加者同士の交流も生まれる場になっています。

むさしの エコ reゾート

館内には、地域の幼稚園から譲り受けた絵本や児童書が並ぶ本棚があります。文庫コーナーも設けられており、大人向けの読み物も揃っています。小さな子どもから大人まで楽しめる蔵書構成で、家庭ではなかなか出会えないような古い絵本や個性的な書籍を手に取ることができます。子どもと一緒に本を通じて環境について考える機会を得ることができます。

むさしの エコ reゾート

おちゃわんのリユースコーナーでは、寄付されたおちゃわんの中から状態の良いものを自由に持ち帰ることができます。艶のある綺麗な器や、新品同様のものも並び、見た目にも楽しい空間になっています。デザイン性の高いものも多く、単なる再利用の枠を超えた魅力があります。資源を無駄にしない取り組みとして、とても実用的です。

むさしの エコ reゾート

建物の東側には、芝生が広がる広場が整備されています。天気の良い日は気持ちよく過ごすことができます。周囲の木々が風に揺れ、静かな時間が流れる場所です。館内のイベントと連携する屋外活動の場としても活用され、環境に触れる体験の幅を広げる空間になっています。

むさしの エコ reゾート

広場では、明日行われるイベントに向けて、「野菜船」と呼ばれる作品の制作が進められていました。地元の野菜がふんだんに使われ、白菜、人参、カリフラワーなどが彩りよく積まれています。五穀豊穣や商売繁盛の願いを込めた縁起物としての意味を持ち、地域の文化や農の恵みを伝える演出となっています。会場には縁起物らしい賑わいの空気が漂っています。

むさしの エコ reゾートは、環境について「知る」「考える」「行動する」ための場として、多様な取り組みを展開し、再利用やエネルギーの循環を身近に感じながら、日常の中で環境と向き合うことができます。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。