広くて静かなまちの公園 入江崎児童公園

入江崎児童公園は、神奈川県川崎市川崎区塩浜にある公園です。

入江崎児童公園

入江崎児童公園は、川崎市川崎区の住宅街の中にある中規模の公園です。工業地帯の一角に位置し、周囲は静かで、車通りも少なめです。昭和中期に整備された公園で、当時から地域に寄り添う場所として存在しています。広場が広く、子どもが自由に走り回るには十分な広さがあります。トイレも設置されており、ちょっとした休憩にも使うことができます。

入江崎児童公園

公園内には高木が点在していて、木陰がほどよくできます。大部分が開けた空間なので、晴れた日には空が大きく見えます。木の配置も均等で、風がよく通るのも特徴です。背の高いフェンスなどがなく、周囲に視界をさえぎるものがないため、空の広がりをそのまま感じることができます。のびのびと過ごすことができます。

入江崎児童公園

公園の一角には時計が設置されていて、時間の確認がしやすいです。時計塔というほどではありませんが、視認性が良く、遊んでいる子どもたちにも便利です。敷地の奥にはテニスコートがあり、平日は比較的静かです。ネットも整備されていて、利用者が少ない時間帯なら予約なしでも使えることがあります。

入江崎児童公園

遊具の中でもひときわ目立つのがカラフルなブランコです。赤や青に塗られたフレームが明るい雰囲気をつくり、訪れた子どもたちの足を自然と引き寄せます。座面も丈夫で、チェーンの動きもスムーズです。複数台あるので、順番待ちをする必要がないことも多く、ゆったりと楽しむことができます。

入江崎児童公園

ブランコに座ってみると、地面が芝生ではなく土なので、足を軽くこぐと土ぼこりが舞う感覚があります。周囲に大きな音を出す施設がないので、こぐたびにチェーンが軋む音がはっきりと聞こえます。空が広いため、こぐたびに視界が開けて気持ちが良いです。昔ながらの感覚を思い出すことができます。

入江崎児童公園

公園の一角には「ねこを捨てないでください」と書かれた看板が設置されています。泣いている子猫が描かれた看板で、行政が設置したものと思われます。公園が落ち着いた環境であることから、動物を置き去りにする行為への注意喚起として立てられたようです。静かな場所だからこそ、こうした看板に目が留まります。

入江崎児童公園

入江崎児童公園は、広さも遊具も必要なものが揃っていて、落ち着いた時間を過ごすことができます。人が多く集まりすぎることもないので、ちょっとした気晴らしや子どもの遊び場として便利な場所です。住宅街の中にあって、地域に溶け込むように存在しています。のんびりした時間が流れています。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。