NIVEA HOUSE TOKYOは、東京都港区六本木にあるイベント会場です。

NIVEA HOUSE TOKYOは、スキンケアブランド「NIVEA」の世界観を存分に味わうことができる体験型施設です。東京・原宿に期間限定で登場し、来場者が実際にクリームを試すことができる体験ブースや、限定グッズが当たる抽選など、さまざまな企画が展開されています。日常に寄り添うNIVEAの魅力を、五感で体感することができます。

NIVEAの青い缶は、家庭にひとつはあるというくらいに広く使われています。その背景には、シンプルなデザインと安定した保湿力があります。実際に使ってきた人が多く、どこか懐かしさすら覚えるこの缶は、日本でも長く支持を集めてきました。今回の展示では、その原点をあらためて思い出すことができます。

会場の入口には、巨大なNIVEA缶のディスプレイが設置されています。このインパクトある装飾が通行人の目を引き、思わず足を止めてしまうほどの存在感です。イベント缶の中に入り込んだような空間演出が施されており、写真では伝わらない没入感を味わうことができます。

施設内には、NIVEAクリームの開発ストーリーや、日本での展開の歴史を紹介するコーナーが設けられています。誕生した1911年から現在に至るまでの背景が、時代ごとのパネルや映像で丁寧に解説されています。商品の背後にある物語を知ることで、日常的に使うクリームの印象が深まります。

これまでに販売された歴代NIVEA缶の展示では、冬をテーマにした限定デザインの缶がずらりと並びます。雪の結晶やサンタクロース、ハート模様など、どれも見ていて心が和みます。時代ごとのデザインの変化を見比べることができるのも、このコーナーの楽しみです。

展示を見るだけでなく、実際に体験できるコーナーが人気を集めており、行列ができていました。順番を待ちながら、前の人の表情や反応を眺めていると、期待が自然と高まります。ただの展示にとどまらず、能動的に楽しむことができる空間です。

体験ブースでは、NIVEAクリームと他社製品を実際に肌に塗り、テクスチャーや保湿感を比較することができます。成分や手触りに注目しながら塗ってみると、NIVEAのシンプルな強さを実感できます。普段使っていた製品の魅力を、改めて見直すきっかけになります。

会場内には、願いごとを書いた紙を掲げられるコーナーがあります。用意された紙は青いNIVEA缶を模しており、そこに思い思いの願いを書くことができます。新年を迎えるこの時期、今年の決意や小さな願いを形にするにはぴったりの演出です。

掲げられた紙には、「受験合格」「家族の健康」「新しい挑戦」など、さまざまな願いが並んでいます。NIVEAが冬の乾燥から肌を守るように、自分自身を信じて努力することが春につながるというメッセージが込められているように感じられます。

展示の最後には、小さなNIVEAクリームがプレゼントされます。手のひらサイズのこの缶は、お土産にもぴったりです。もちろん記念にとっておきたいところですが、実際に使って冬の乾燥と向き合うのも一つの楽しみです。

展示や体験を通して、NIVEAの世界を深く知ることができる施設でした。日常に溶け込んでいる商品だからこそ、その背景にある物語やこだわりに触れることで、いっそう身近に感じられるようになります。予想以上に充実した時間を過ごすことができます。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。