小動物と触れ合える 町田リス園

町田リス園は、東京都町田市薬師台にある動物園です。

リス

町田リス園は、リスやモルモットなどの小動物を集めた動物園で、伊豆大島の「リス村」の全面協力を得て開園したそうです。

水を飲むリス

餌やりやふれあいなどリスとの距離が近く、貴重な体験ができる動物園として評判があり、自由に活動するリスの様子をじっくり観察することができます。

リスのマンション

タイワンリスは普段は単独で生活するそうですが、若いリスなどは小さな群れを作るそうです。

リスのマンションでは一部屋に一匹か二匹ずつ住んでいますね。

リス

カメラと目線が合った時の一枚です。リスは素早く動くので、ピントが合わずブレてしまいますが、うまく撮れました。

うさぎ

町田リス園にはうさぎとモルモットとも触れ合うことができます。うさぎはふさふさの白い毛と耳が可愛いですね。

夕方ごろになると、モルモットが広場から帰宅する「モルモットの大行進」が行われるそうなので、次回は見てみたいと思います。

それでは、また。

荒波に洗われ続けるダイナミックな光景 三ツ石

三ツ石は、神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴にある岩です。

三ツ石

三ツ石は、真鶴半島の先端に位置する海上の大岩で、正式には「笠島」という名前の島です。見る方向によって三つの岩でできているように見えるため、この名が付きました。真鶴岬からは、雄大な三ツ石の全景を一望することができます。

三ツ石

真鶴岬と三ツ石は、かながわの景勝50選に選ばれるほど、その美しい景観が広く知られています。荒波に削られた断崖絶壁、翠緑の松林、そして水平線に浮かぶ三つの巨岩の組み合わせは、訪れる人を圧倒するほどの迫力があります。

三ツ石

ケープ真鶴のある真鶴岬から、三ツ石のある磯に向かって散策道が伸びています。岬から整備された散策道は、変化に富んだ海岸線や豊かな自然を楽しみながら、三ツ石の雄姿を様々な角度から堪能できる人気のコースです。木漏れ日の下、波の音を聞きながら歩く道は、まるで自然が織りなす美術館のようです。

三ツ石

階段で整備された散策道の途中には、トイレが設置されていました。木々が生い茂る中にひっそりと佇むその建物は、自然との調和を意識したシンプルな設計が印象的です。

三ツ石

散策道の途中からも、三ツ石を望むことができます。

三ツ石

三ツ石は、干潮時に陸続きになるため、真鶴半島の海岸から歩いて渡ることができます。年間を通して美しい姿を見ることができ、特に初日の出の絶景スポットとしても知られています。

三ツ石 (2015/08/15)

三つの大きな岩が連なり、その迫力ある姿を望むことができます。左側の岩には小さな社が祀られ、左右の岩は太いしめ縄で結ばれています。

三ツ石

階段を下りきると、視界が開け、目の前に広がるのは荒磯と雄大な相模湾です。波しぶきが岩に砕け散る音が、心地よいリズムを刻んでいます。潮の香りと磯の香りが混ざり合い、五感を刺激する、まさに自然が作り出した芸術作品のような空間です。

三ツ石

訪れた日は、天候に恵まれ、太陽がキラキラと海面を照らしていたものの、想像をはるかに超える強風が吹き荒れていました。波しぶきが天高く舞い上がり、まるで冬の荒海のような光景が広がっていました。あまりの風速に、立つのもやっとというほどの状況でしたが、その一方で、大自然の力強さを肌で感じることができ、忘れられない体験となりました。

三ツ石

季節によって変化する海の表情と三ツ石の組み合わせは、何度訪れても飽きない魅力です。穏やかな日には、透き通るような青い海と緑豊かな松林のコントラストが美しく、夕暮れ時には水平線に沈む夕日が、辺りを幻想的な雰囲気に包みます。一方で、荒天時には、荒波と岩が織りなすダイナミックな光景は、私たちに自然の力強さを教えてくれます。

三ツ石

三ツ石は、長い年月をかけて海と風によって形作られた自然の造形美で、同時に地元の人々から親しまれる信仰の対象でもあります。海と一体となった雄大な岩の風景は、訪れる人に開放感と感動を与えます。小さな社やしめ縄など、地域の人々の信仰心が感じられる場所でもあります。

三ツ石

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは。また。

  • 2015/08/15 初版
  • 2023/11/28 更新

自然と歴史が融合した美しい場所 真鶴岬

真鶴岬は、神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴にある岬です。

真鶴岬

真鶴岬は、箱根火山の溶岩流によって形成された岬です。ダイナミックな海岸線と豊かな自然が魅力の真鶴岬は、地形が鶴が羽を広げたように見えることから、その名が付けられました。

真鶴岬 (2021/06/09)

真鶴岬の周辺には、遊歩道が整備され、森林浴を楽しみながら海岸線や岬の先端まで散策することができます。岬の先端には三ツ石海岸があり、初日の出や夏至の日の出が岩の間から昇る絶景スポットとして知られています。

真鶴岬 (2015/08/15)

真鶴岬は、古くから人々に親しまれてきた場所です。温暖な気候と美しい風景から、「東洋のリヴィエラ」とも呼ばれ、夏の時期にはカンナなどの色鮮やかな花々を鑑賞できます。

真鶴岬

真鶴岬は、その美しい自然景観だけでなく、歴史的な背景も深く、特に幕末の動乱期には重要な役割を担っていました。その象徴とも言えるのが、岬に築かれた台場です。西洋諸国の船が日本近海に頻繁に出没し、鎖国政策を続けてきた日本は大きな脅威を感じていました。

真鶴岬

この状況下、幕府は外国船を打ち払うことを定めた「外国船打ち払い令」を発布します。この令を受けて、沿岸の各地に砲台が築かれ、真鶴もその一つでした。

真鶴岬 (2015/08/15)

真鶴岬の雄大な景観は、多くの人々を魅了しますが、その魅力をさらに深めているのが、岬の眼下にある三ツ石です。

真鶴岬

真鶴岬の先端には遊歩道があります。その終点には真鶴岬の磯が広がり、そして「三ツ石」へのアクセスが可能です。

真鶴岬

真鶴岬の波打ち際では、荒波が岩礁に打ち寄せ、白い泡が舞い上がっていました。その光景は、まるで自然が作り出したダイナミックな芸術作品のようです。

真鶴岬

訪れた日は、強風が容赦なく吹きつけ、スマートフォンを持つ手が震え、立つことすらままならない特別な日でした。真鶴岬は、磯の香り、波の音、そして潮風を感じながら、日頃の疲れを癒すことができる場所です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

  • 2015/08/15 初版
  • 2021/06/09 更新
  • 2023/11/28 更新