名古屋城は、愛知県名古屋市中区二の丸にある城です。
名古屋城は、国内屈指の城郭として国の特別史跡に指定されている城です。近世城郭の到達点として高い評価の名古屋城は、戦災により天守や本丸御殿など主要な建造物を焼失しましたが、それでもなお学術上の価値が極めて高いといわれています。
名古屋城は、歴史と文化の宝庫で、多くの人々に親しまれています。名古屋城内には見どころスポットがたくさんあり、ここでは二之丸にあるスポットを紹介します。
名古屋城 東門は、名古屋城の東側に位置する、内枡形虎口式の門です。東門は、1615年に建てられ、1945年の空襲で焼失しましたが、1994年に復元されました。
名古屋城のエントランスは二つあり、それぞれ「大手口」と「東門」と呼ばれています。大手口は、名古屋城の正面玄関です。本丸や天守閣や本丸御殿など、名古屋城のスポットへのアクセスが便利です。東門は、名古屋城の東側にある門で、地下鉄名城線「市役所駅」から徒歩約5分で行くことができ、二之丸へのアクセスが便利です。
名古屋城 二之丸東庭園は、二之丸庭園の東側にある庭園です。このエリアには、椿園やボタン園や二の丸茶亭などがあり、日本一の規模を誇る藩主の庭として、歴代藩主が公私にわたって過ごしてきました。二之丸御殿の北側に造られた二之丸庭園は、茶屋を伴う庭園や園池(えんち)などが設けられ、二之丸東庭園まで区域が拡張されています。
名古屋城 藤下庵は、東門付近にある休憩所です。東屋の下にはベンチがあり、自動販売機も設置されています。喉が渇いたときには、自動販売機で飲み物を購入することができます。藤下庵は、名古屋城を訪れた際に、ちょっと休憩するのに便利なスポットです。
名古屋城 青松葉事件之遺跡は、1868年に、二の丸御殿向屋敷の庭前で斬首事件が起きた場所です。青松葉事件は、幕末期の激動の時代を物語る事件です。その舞台となった名古屋城 青松葉事件之遺跡は、今もなお、当時の様子を偲ばせる貴重なスポットとして、多くの人々が訪れています。
名古屋城 藩訓秘伝の碑は、藩主が定めた藩訓の第1項が書かれた碑です。この石碑には、「王命に依って催さるる事」と書かれていて「天皇の命令には絶対服従」が藩の大原則でした。藩訓秘伝の碑は、歴史や文化を知る上で重要な史跡です。
名古屋城には、梅スポットが3か所あり、本丸御殿跡周辺、正門周辺、そして二之丸の二之丸梅園です。3か所で13種類、約100本の梅が咲き誇ります。名古屋城 二之丸梅園では、先月の2月、白梅の「長束」や 紅梅の「道知辺」が見ごろを迎えていました。
名古屋城 清正の石曳は、加藤清正が名古屋城の石垣を築く際に、自ら巨石を運んだという伝説にちなんだ像です。清正の石曳の伝説は、江戸時代から語り継がれているもので、清正の豪傑ぶりを示す逸話として知られていますが、実際に清正が自ら石を運んだかどうかは、史実としては明らかになっていません。
名古屋城は、歴史と文化の宝庫で、多くの人々に親しまれている日本を代表する城郭です。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。