諏訪神社は、東京都立川市柴崎町にある神社です。
諏訪神社は、関東地方に数多くある諏訪神社の中でも、最も古い歴史を持つ神社の一つです。立川に鎮座する諏訪神社の例大祭では獅子舞の奉納や相撲、骨董市などの行事が盛大に行われます。
諏訪神社は、信州諏訪大神を勧請し、1200年の伝統を持つ由緒ある関東の名社として知られています。
随身門は、東の鳥居から参道を進んだ場所にあります。この先が諏訪神社の境内です。
随身門には、神社の守護神の矢大臣神像(やだいじんしんぞう)を向かって左側に、左大臣神像(さだいじんしんぞう)を右側に配置しています。
随身門は、正面三間の壮麗な門で、立川鎮座諏訪神社のシンボル的な存在です。随身門は、朝7時まで閉門されていて、朝早く訪れる場合は境内に入れないこともあるそうです。
境内に入ると、開放的で広々とした空間が広がります。緑豊かな木々が茂り、街中の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間が流れる様子を感じることができます。
境内には、本殿や拝殿などの主要な建物が立ち並んでいるほか、境内社や目の神様と言われる「疱瘡神社」があります。
疱瘡神社は、疱瘡の神様を祀る神社ですが、目の病を治す神様としても信仰されています。目の病に悩んでいる人々が参拝しています。
諏訪神社の東側には、いくつかの末社が祀られているエリアがあり、その一つに、金刀比羅神社があります。金刀比羅神は、農業・殖産・医薬・海上守護の神様ですが、金運にもご利益があると崇敬されていて、金運アップを願う人々が参拝しています。
諏訪神社 拝殿は、諏訪神社・八幡神社・稲荷神社が並び、三社一殿が見事な形式を見せています。
諏訪神社は、1586年の武蔵野野火、1994年の不審火により社殿が焼失し、大きな被害がありました。現在の社殿は、2002年に再建されたものです。拝殿は、境内の中心的な存在で、非常に立派です。
社殿の向かって左には、八幡神社があります。八幡神社は、勝利祈願する勝負運の神様として信仰されています。八幡神社には、勝負運のご利益を授かることができるといわれているので、スポーツや仕事で勝利を願う人々が参拝しています。
社殿の向かって右には、稲荷神社があります。稲荷神社は、五穀豊穣・商売繁盛の神様として信仰されています。稲荷神社はは、五穀豊穣や商売繁盛のご利益を授かることができるといわれているので、仕事や学業で成功を願う人々が参拝しています。
諏訪神社では、立川諏訪神社相撲大会が毎年行われ、多くの相撲ファンが訪れます。この大会では、立川市内を中心に、小学生から高校生までの相撲愛好家が集まります。各学年ごとにトーナメント戦で勝敗を競い、優勝者には、優勝旗や副賞が贈られます。
諏訪神社は結婚式場も併設し、本殿や拝殿を借りて挙式を行う「神前式」の結婚式を挙げることができます。諏訪神社の結婚式場は、伝統的な日本式の挙式を自然を感じながら行うことができます。
諏訪神社は、緑豊かな境内を有し、散策や憩いの場としても人気がある神社です。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。