天海僧正像が安置されているお堂 喜多院 慈眼堂

喜多院 慈眼堂は、埼玉県川越市小仙波町にあるお堂です。

喜多院 慈眼堂

喜多院 慈眼堂は、喜多院境内に建つお堂です。天海僧正を祀るために、1645年に徳川家光公の命により建立されました。国指定重要文化財に指定されています。

喜多院 慈眼堂

喜多院 慈眼堂は、小高い岡の上に建てられています。この丘は、7世紀初頭の古墳を利用しています。古墳は、前方後円墳と推定され、かつては地域の人々の信仰を集めていたと考えられています。

喜多院 慈眼堂

喜多院 慈眼堂は、約5.4メートル(3間)四方の比較的小さなお堂です。一般的な寺院のお堂に比べてこじんまりとしています。お堂の中には、本尊である天海僧正像をはじめ、多くの仏像が安置されています。

喜多院 慈眼堂

天海僧正は、徳川家康公の側近として活躍した僧侶で、喜多院の復興にも尽力しました。喜多院 慈眼堂は、天海僧正の功績を称えるために建立されたお堂です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

日本三大東照宮の一つ 仙波東照宮

仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)は、埼玉県川越市小仙波町にある神社です。

仙波東照宮

仙波東照宮は、日光東照宮、久能山東照宮と並び称される、日本三大東照宮の一つとして知られる神社です。仙波東照宮は、徳川家康公の遺骸を日光山へ移葬する途中、1617年に喜多院で四日間の法要が営まれたことをきっかけに、1633年に建立された歴史と由緒ある神社です。

仙波東照宮

仙波東照宮は、広大な敷地に恵まれた神社です。隣接する喜多院と境内が繋がっているため、一体感のある参拝を楽しむことができます。

仙波東照宮 随身門

参道を進むと、随身門があります。鮮やかな朱塗りで存在感を放つ随身門は、重要文化財に指定されています。仙波東照宮の随身門は、八脚門形式で建てられています。

仙波東照宮 随身門

八脚門は、門柱四本の前後に各1本づつの控柱をもつ屋根つき門のことです。日光東照宮の表門も八脚門形式です。屋根は切妻造で、シンプルな造りながらも、朱塗りの鮮やかさと相まって、威厳のある佇まいとなっています。

仙波東照宮

随身門をくぐると、参道の奥に鳥居が見えてきます。鳥居の奥には、階段があります。

仙波東照宮

階段は、石段でできています。中央には手すりがありますが、かなり急な階段です。段数は多くありませんが、上り下りするには少し体力が必要となります。

仙波東照宮

訪れた日は土曜日でした。仙波東照宮は、日曜と祝日の9から16時以外は閉門しているため、階段上の門前までしか行くことができません。

仙波東照宮

仙波東照宮の拝殿と本殿は、国指定重要文化財に指定されています。本殿には家康公の像が祀られ、拝殿には徳川家光公が奉納した「三十六歌仙絵額」が飾られ、弊殿には県指定文化財の岩槻城主阿部対馬守重次が奉納した12面の鷹絵額があります。

仙波東照宮

仙波東照宮は、日光東照宮の縮小版として建てられたともいわれ、豪華絢爛な彫刻が施されています。仙波東照宮の本殿と拝殿は、いずれも銅瓦葺きで統一され、日光東照宮の影響を受けながらも独自の風格を漂わせています。歴史を感じさせる重厚な造りと美しい装飾は、訪れる者に深い感銘を与えています。

仙波東照宮

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

歴史と自然が融合した美しい庭園 喜多院 弁財天厳島神社

喜多院 弁財天厳島神社は、埼玉県川越市小仙波町にある神社です。

喜多院 葵庭園

喜多院には、弁財天を祀った厳島神社を中心とした庭園の「葵庭園」があります。葵庭園では、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。6月には紫陽花が咲き誇り、梅雨の時期に美しい景色を楽しむことができます。

喜多院 葵庭園

葵庭園にはホタルが生息しています。ホタルはこの池で産卵し、6月頃には飛び立ち、そして幻想的な光を放ちます。毎年6月末になると「ホタル祭り」が開催され、家族づれで賑わいます。

喜多院 弁財天厳島神社

葵庭園にある厳島神社は、池に浮かぶ浮島にある朱色の神社で、弁財天を祀っています。

喜多院 弁財天厳島神社

厳島神社にかかる朱色の橋は太鼓橋で、その優美な曲線を描く姿は葵庭園のシンボルの一つです。斜面はかなり急なので、渡る際には注意が必要です。

喜多院 弁財天厳島神社

周囲は濠と緑に囲まれ、厳かな雰囲気です。葵庭園の池は、2007年に清流を保つためポンプの設置などの護岸工事が行われました。濠までは、階段を使って降りることができます。

喜多院 弁財天厳島神社

喜多院 弁財天厳島神社は、周囲の緑と調和する、池に浮かぶ朱色の社殿を参拝することができるスポットです。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。