歴史と書の息づく空間 大門碑林公園 長寿坂は、山梨県西八代郡市川三郷町市川大門にある坂です。
大門碑林公園は、市川三郷町は、和紙生産が盛んな町であり、書道用紙の生産でも知られています。この地域の特色を反映するように、町内にある大門碑林公園では、中国陝西省の西安碑林や山東省の曲阜碑林から名碑を集め、その歴史的な魅力を紹介しています。これらの碑は、特に書道や拓本の愛好家にとって非常に貴重なものです。
大門碑林公園の長寿坂は、エントランス先にある拓本コーナーから始まります。この坂道は、園内の本線の碑が並ぶルートとは異なり、階段ではなく、坂道になっています。そのため、階段を登るルートに比べて少し楽に進むことができます。
長寿坂は、風情豊かな場所で、登りながら周囲の自然や歴史的な雰囲気を感じることができ、特に「きんさんぎんさん」が訪れた坂道として有名です。
登る途中にあるベンチに座りながら、ゆっくりと休憩を取ることができるため、無理なく坂道を進むことができます。風情ある石のベンチに腰を下ろし、周りの自然や歴史を感じながら、気持ちを落ち着けることができるスポットです。
長寿坂を登る途中、道の途中で分岐点が現れます。ここで、碑を見たい方は本線の碑が並ぶルートと合流することができます。分岐点から本線へ進むと、広がる碑群が目に入り、歴史を感じながら、ゆっくりと各碑を鑑賞することができます。
長寿坂を進むと、目の前には市川三郷町立市川中学校が見え、周囲の景色が一層広がります。坂を登りながら、学校の建物やその周囲の風景を見渡し、静かな雰囲気の中で公園の景観を楽しむことができます。自然に囲まれた場所から、町の様子も一望できるため、さまざまな視点から風景を堪能できるのがこのエリアの魅力です。
訪れた時はまだ時期が早いものの、桜が色づき始めているのが見え、春の訪れを感じさせてくれます。桜のつぼみが少しずつ開き、これからの季節に向けて美しい花を咲かせる準備をしている様子が見て取れます。
大門碑林公園の長寿坂は、公園内で静かな散歩を楽しむのに最適な道です。エントランスの拓本コーナーから始まり、坂道が続く中で、石のベンチが配置されていて、途中で休憩しながら無理なく登ることができる坂です。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。
