あじさい坂から続く長い急峻な石段の途中 太平山神社 随神門

太平山神社 随神門は、栃木県栃木市平井町にある門です。

太平山神社 随神門

太平山神社 随神門はあじさい坂から続く長い参道の途中にある門です。随神門の下にも上にも急な石段があるので徒歩で向かうにはかなり厳しいことで有名ですが、随神門の左隣と近くにも駐車場があるので車で行くことが可能です。

太平山神社 随神門

太平山神社 随神門は、太平山神社の下に寺院があった1723年に、仁王門として建てられたものです。明治の神仏分離令によって寺院は別の場所に移りましたが、門はそのまま残されたそうです。

案内板

太平山神社 随神門は栃木市指定の有形文化財になっていますね。立派な門です。

太平山神社 随神門

太平山神社の下には学校があり、クラブ活動の学生らが急な石段を登って体力づくりをしていました。トレーニングするには最高の立地ですね。

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。

まるで地下神殿 魅惑あふれる神秘的な地下空間 大谷資料館 地下採掘場跡 地下編

大谷資料館は、栃木県宇都宮市大谷町にある資料館です。

大谷資料館 地下採掘場跡 階段

大谷資料館の地下採掘場跡は、1919年から1986年までの約70年の間、大谷石を掘り出すことで造られた巨大な地下空間です。地下空間へは、階段を降りて向かいます。

大谷資料館 地下採掘場跡

地下採掘場跡の広さは、140メートル×150メートルで2万平方メートルあり、野球場が一つ入ってしまうほどの大きさです。戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用されました。

大谷資料館 地下採掘場跡

地下採掘場跡は、柱を残しながら平場掘りで掘り下げて行く採掘形態です。立体的な構造で、順路が書かれていますが、ぐるりと回っていると迷子になりそうなほど広い空間です。

大谷資料館 地下採掘場跡

地下採掘場跡は地下を掘り下げて大谷石を採掘するため、坑内の位置が地表上のどのあたりにあるのかを知るために、天井に穴が開けられていました。きれいにぽっかりと頭上に開く穴は、非日常を感じることができます。

大谷石

地下採掘場内には、大谷石の石材の見本が置かれていました。輸送機械がなかった当時、1本が150kgもある石を「背負子」を使い、1人で1本1本背負って、採掘場から運び出していたため、人が背負える重さが定尺になったという経緯があります。重そうですが、ギリギリ背負えそうなサイズ感ですね。

「五十石(ごとう)」は、厚さ15センチメートル、巾30センチメートル、長さ90センチメートル(5寸、10寸、3尺)で、「六十石(ろくとう)」は、厚さ18センチメートル、巾30センチメートル、長さ90センチメートル(6寸、10寸、3尺)で、大谷石や白河石などが、この寸法を定尺としているそうです。

モーターウインチ

その後、電動機械の発達に伴い、モーター利用のウインチ索道が作られ、採掘場から巻上げられ運び出されるようになりました。大谷石は宇都宮の周辺で消費されていましたが、水運や馬や馬車、そして電車を使うことで遠方に運ばれるようになりました。1960年ごろになると、積み替え時に石の角が欠けたりして傷むため、積み替え回数の少ないトラック輸送が一般的になったそうです。

手掘り時代の様子

ツルハシによる手掘り時代の採掘法では「六十石(ろくとう)」を一本掘るには、4,000回も腕を振ったそうです。一人の石切り職人の採掘量は、1日で約10本でした。

機械堀の跡

1952年になると石材協同組合内に「機械化研究会」が設けられ、機械が試作されました。1960年になると全採掘場が機械化され、一人の石切り職人の採掘量は5倍の50本ほどになったそうです。

大谷資料館 地下採掘場跡

坑内の年平均気温は8度前後で、湿度のやや高めな大きな冷蔵庫といった感じです。地上は暖かくても、地下採掘場跡に入ると寒く感じるので、ジャケットなどを持っていくとよいかもしれませんね。

大谷資料館 地下採掘場跡 スタジオ実績

地下採掘場跡は、コンサートや美術展、演劇場、 地下の教会、写真や映画のスタジオとしても注目を集めていて、過去の撮影時の様子が写真に収められ、飾られていました。

大谷資料館 地下採掘場跡 オブジェ

有名華道家による作品の展示も行われています。地下採掘場跡は、闇に包まれていますがポイントごとに照明が置かれているので、神秘的に見えます。

大谷資料館 地下採掘場跡

地下へと続くなだらかな傾斜がありました。地下にいると太陽の光が恋しくなりますね。自然な光の太陽光がとても眩しく見えます。

大谷資料館 地下採掘場跡

魅惑あふれる神秘的な近空間の大谷石地下採掘場跡。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

栃木市内を一望 甘味処が併設 太平山神社 展望台

太平山神社 展望台は、栃木県栃木市平井町にある展望台です。

太平山神社 展望台

太平山 展望台は太平山神社の東側に位置する展望台です。展望台からは、栃木市中心とした街並みを眺めることができます。

太平山神社 展望台

太平山神社 展望台は太平山神社の駐車場の裏にあり、鳥居を通りぬけて境内に入りUターンしたすぐの場所にあります。

休憩所

展望台には木製のベンチが置かれ、休憩所も兼ねているようです。自動販売機があるので、ハイキングの際には水分補給もできますね。屋根があるので小雨程度であれば濡れずに眺望を楽しめそうです。

太平山神社 展望台

展望台は視界が開けていて、栃木市内を一望できます。夜になると、美しい夜景を見ることができるらしく、夜景ファンらに人気の展望台です。

鯉のいる街・蔵の街のみどころ

展望台には「鯉のいる街・蔵の街のみどころ」の案内板が備え付けられているので、栃木市の街並みを楽しみながらワイドなパノラマを楽しめます。

茶屋

展望台には甘味処が併設していて、団子や焼き鳥、かき氷や玉子焼きなどを食べることができますが、平日の今日は営業していませんね。

大平だんご

今回はお店が閉まっていたので、次回は大平だんごを食べてみたいと思います。

それでは、また。