日本近代彫刻界の巨匠 平櫛田中彫刻美術館

平櫛田中(ひらくし又はひらぐしでんちゅう)彫刻美術館は、東京都小平市にある美術館です。

玉川上水と五日市街道が近くにあり、自然豊かなこの場所で晩年を暮らし、素晴らしい作品を数々残したそうです。

エントランス

晩年の邸宅を記念館として併設し、彫刻の細工の細かさが美しく、ゆったりと見られる美術館です。

撮影禁止のため、購入したハガキをご覧ください。

平櫛田中の書には「60、70ははなたれこぞう、男ざかりは100から100から」とあるように、当時、亡くなった時点では男性長寿日本一の人物だったそうです。

尋牛

禅の悟道「尋牛」は、自らを探し求めてようやく自分を見つけだすことを表しています。

平櫛田中は「何年も彫刻を業としているが、いまだに真の彫刻が分からない私自身の姿だ」と述べていたそうですね。

100歳を超えても創作意欲が衰えなかった平櫛田中の作品を鑑賞できる平櫛田中彫刻美術館。

機会があれば、再度来てみたいですね。

浮世絵ねこの世界展 八王子市夢美術館

八王子市夢美術館は、東京都八王子市八日町にある美術館です。

八王子市夢美術館

八王子市夢美術館は大きな施設ではないですが、年6回程度の特別展(企画展示)を開催し、年間を通して常設展(収蔵品展示)を行っています。

ビュータワー八王子の2階にエントランスがありました。

浮世絵ねこの世界展

今日の企画展は、浮世絵ねこの世界展ですね。

猫は大人気なペットですが、多彩な表情を見せてくれる猫は、私たちにとって、もはやペットという領域を超え、友人ともいえる存在です。

江戸・明治時代の浮世絵師たちは、そのような愛らしい猫たちの姿を、人間の傍で幸せそうに振る舞う猫、擬人化され人間のように振る舞う猫、そして妖怪化け猫、などとさまざまな形で描き出しました。

展示では、歌川国芳、歌川広重、歌川国貞、歌川豊国、渓斎英泉など、人気の浮世絵師たちが様々な個性で描いた「浮世絵ねこの世界」を鑑賞することができます。

浮世絵ねこの世界展

撮影禁止のため展示内容の写真はありませんが、八王子市夢美術館では、日常生活の中で様々な美術品とふれあい、豊かな感性を育み、魅力あるまちづくりの拠点となるような美術館を目指しているようです。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

メタルでスタイリッシュ すみだ北斎美術館

北斎美術館は、東京都墨田区亀沢にある美術館です。

北斎美術館

北斎美術館は、全体が金属の光沢のある素材で覆われモダンな造りになっています。

近寄ってみると、建物の隙間のところにエントランスがありました。

これまでに様々な美術館や博物館を見てきましたが、北斎美術館はなかなか攻めた作りをしていますね。

北斎の生涯

北斎の生涯に沿って、その人物像や作品、「すみだ」との関わりなどを紹介するとともに、北斎が国内外に与えた様々な影響を紹介する展示が行われていました。

作品は全てレプリカだそうですが、富士図版画集「富嶽三十六景 」をはじめとして、葛飾北斎が描いた浮世絵を鑑賞することができます。

北斎の部屋と暮らし

リアルな北斎が展示されていました。

本物と見間違えるほどの作り込みは驚きを隠せませんね。頭頂部や手は本当にリアルです。

北斎の生涯や浮世絵作品、浮世絵の制作過程など興味深く見学できる北斎美術館。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。