宮ヶ瀬ダムは、神奈川県愛甲郡愛川町半原にあるダムです。
宮ヶ瀬ダムは、清川村などにまたがる中津川の上流に建設されたコンクリート使用量が日本一の重力式コンクリートダムで、高さ156メートル、長さ約400メートルもあります。
水力発電の宮ヶ瀬第一、第二発電所では、ダムからの放流水を利用して、それぞれ最大出力2万4,200キロワット、1,200キロワットの発電をすることができ、2万5,300戸の家庭の電気をつくることができます。放流水が霧を作り出し、虹ができていました。
神奈川県の3分の2の地域の家庭に水を送る宮ヶ瀬ダムの高低差は70メートルあり、ダムの上からの眺望は結構怖いですね。
広い天端は開放されていて、毎週観光放流が行われます。
観光放流は1回につき約6分間で圧倒されるほどの放流量です。ダムを流れ落ちるダイナミックな人工瀑布は、とてつもない轟音になるそうです。
宮ヶ瀬ダムには工事中に利用したインクラインを活用して設置されたケーブルカーがあります。
ケーブルカーとして稼働し、ダム上下の移動手段として利用できるそうです。
直下流には県立あいかわ公園が見え、湖畔では夏に花火大会が催され、冬は電飾で彩られるなど、景色も抜群でダムの迫力に圧倒されますね。宮ヶ瀬湖畔エリア内を運行するロードトレインに乗れば、湖畔エリア内の主要施設や観光ポイントを1周できます。
宮ヶ瀬ダムは、総貯水量が約2億立方メートルで芦ノ湖とほぼ同じ、そう考えるととても巨大な貯水池ですね。
ダムの上に「水とエネルギー館」、下に「あいかわ公園」があります。エレベーターがあるのでそれぞれの施設を見学できますね。
機会があれば、再度来てみたいと思います。
それでは、また。