都立桜ヶ丘公園は、東京都多摩市連光寺にある公園です。
都立桜ヶ丘公園は、多摩丘陵自然公園内にある丘陵と谷間からなる公園です。園内には、桜、紅葉、ツツジなどの四季折々の花々が咲き誇ります。雑木林を主体とした自然林があり、自然散策に適しています。
丘陵のほとんどは雑木林で覆われ、春の新芽、夏の緑、秋の紅葉、そして冬の雪景色と四季折々の変化をみせます。その雑木林にはソメイヨシノとヤマザクラが散在します。花の時季に丘陵を彩る優雅な姿は、趣があります。
都立桜ヶ丘公園内には、旧聖跡記念館があります。旧聖跡記念館は、モダンな洋風建築で、幕末明治に活躍した人々の書画や、多摩市周辺の豊かな植物の写真などを展示しています。
明治天皇御製 昭憲皇太后御歌碑は、明治天皇が、連光寺への行幸に際し和歌を詠んだことを記念する石碑です。都立桜ヶ丘公園内は、明治天皇ゆかりの史跡が数多くあります。
園内をさらに奥へ進むと、丘陵の中腹やすそのには、多くの種類の野草が彩ります。初夏はオカタツナミソウの紫。夏はキツネノカミソリのオレンジ色。秋はキバナアキギリの黄色が目立ちます。
都立桜ヶ丘公園内 五賢堂は、明治維新百周年を記念して、1968年に建てられた祠です。堂内には明治維新に功績のあった人物の5名の胸像が設置されています。明治維新とその前後の歴史は、激動の時代だったことを感じます。
都立桜ヶ丘公園は、野鳥や昆虫の種類も数も豊富です。冬の時期には、初霜が丘陵の景観に彩りを添え、一番の見頃ともいわれています。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。