八坂神社 (小金)は、千葉県松戸市小金にある神社です。
八坂神社 (小金)は、もともと小金城主高城氏に由緒がある神社で、天文年間に交通の要衝地に創建されました。以前は小金天王社として存在していましたが、明治時代に八坂神社に改称され、現在では素盞嗚尊が祀られています。境内はシンプルながらも手入れが行き届いており、地域の人々に大切にされています。
小金八坂神社は常磐線の上野東京ライン沿いに位置しており、北小金駅から徒歩圏内でアクセスが良好です。南側は坂が続き、高低差のある地形となっています。八坂神社 (小金)はもともと現在の北小金駅付近の場所、八坂神社跡碑に鎮座していました。しかし、1973年の区画整理に伴い、現在の小金字西へ移転することとなりました。
境内は住宅に囲まれており、住宅地の中に佇む神社の姿が印象的です。時折、通る電車の音が背景となり、静かな神社の雰囲気に一層落ち着きを加えています。地域との繋がりを感じさせる場所でもあります。
現在の社殿は昭和の移転時に新たに建てられたもので、歴史的な建造物ではありませんが、かつての小金宿の鎮守としての伝統は今も受け継がれています。
社殿の木材や屋根はピカピカと光り、長年の手入れの賜物だと感じられます。非常に美しく手入れが行き届いています。周囲の環境と調和して、神聖な雰囲気を醸し出しており、神社を訪れると、その清潔感が感じられるでしょう。神社の管理者や地元の人々の手によって大切にされている証であり、清潔感が訪れる者を迎えます。
境内は、シンプルで落ち着いた作りです。装飾が控えめであり、余計なものがないため、清々しい気持ちで参拝することができます。何よりも、神聖な雰囲気が漂っており、心が落ち着きます。
境内には絵馬やおみくじが多く見られ、参拝者がその場で願いを込めて書いた絵馬が飾られています。また、おみくじも引くことができ、地元の人々が神社に訪れ、日々の祈りを捧げていることが伝わります。
境内には猫の置き餌禁止という張り紙が掲示されています。これは、猫が多くいる証拠です。猫たちは神社周辺で過ごしており、地域猫としてこの場所に住みついているようです。
境内を見回すと、地域猫を見かけました。猫たちは警戒心が強く、人が近づくとすぐに逃げていきます。しかし、神社の境内で生き生きと過ごしている様子が印象的でした。
境内には何匹もの地域猫がいて、社殿の物陰に隠れている姿が見られました。猫たちは、人々の訪問に慣れておりながらも、やはり警戒している様子が伺えます。
夕方になると、神社はひっそりと静かになります。奥にも小さな社殿があり、そこも落ち着いた雰囲気で包まれていました。参拝者が少ない時間帯に訪れると、また違った静けさを感じることができます。
八坂神社 (小金)は、静かで落ち着いた雰囲気を持ちつつも、周囲の住宅地や電車の音が生活感を感じさせます。地域猫たちの姿も見られ、神社は人々の生活と共に息づいている場所です。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。