ペンギンの楽園 埼玉県こども 動物自然公園 ペンギンヒルズ

埼玉県こども 動物自然公園 ペンギンヒルズは、埼玉県東松山市岩殿にある動物園です。

ペンギンヒルズ

ペンギンヒルズは、フンボルトペンギンが住むチリのチロエ島をモデルにした広さ約4,000平方メートルのペンギン生態圏です。

ペンギンヒルズ

自然環境を再現したペンギンヒルズは園内の最も奥にあります。丘の地形にあり坂道が続くので、夏場は日傘が必須かもしれませんね。フンボルトペンギンが緑に囲まれた丘を歩き回ったり、大きな水槽の中をスイスイ泳ぐ姿を観察できるので、埼玉県こども 動物自然公園の中でも最も人気のあるエリアの一つです。

ペンギンヒルズ

ペンギンヒルズのエリア付近には、黄色のペンギンに注意の標識が掲げられています。フンボルトペンギンは管理棟の横を散歩することがあり、ペンギンを見つけても驚かないように、という意味があるそうです。

ペンギンヒルズ

ペンギンヒルズのプールは、波が人工的に起こされています。ゲートの中に入れば、陸のペンギンも見られます。陸に近い方は浅瀬になっていて、奥の方は急に深くなっています。浅い方では歩くペンギンを見ることができ、深い方では泳ぐペンギンを見ることができるので、ペンギンの水陸両方の生活が分かる貴重な展示方法ですね。

ペンギン

ガラス越しに見えるペンギンはとても素早い動きです。とても人懐っこくて、撮影していると近くまで寄ってきてくれますが、すぐにどこかへ泳いで行ってしまいます。

ペンギンの行進

餌やりの時間になると、フンボルトペンギンの行進を見ることができます。仲良く餌場まで歩いている姿が可愛いですね。朝や夕方に行くと、フンボルトペンギンの出勤と退勤の様子も見れるそうです。

餌やりタイム

訪れた当時は中止していましたが、フンボルトペンギンに魚をあげられるイベント「ペンギンのランチタイム」があり、餌やり体験もできるそうです。

フンボルトペンギン

フンボルトペンギンが元気よく泳いでる姿を間近で見ることのできるペンギンヒルズ。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

坂東三十三ヶ所の第十番札所 巌殿山正法寺(巌殿観音)

巌殿山正法寺(巌殿観音)は、埼玉県東松山市岩殿にあるお寺です。

巌殿山正法寺(巌殿観音) 正法寺

718年に開山した巌殿山正法寺は岩殿観音(いわどのかんのん)の名で親しまれ、1300年の渡り日々の安寧を祈り続けています。

仁王門

巌殿山正法寺の門前町は、かつてとても賑わった場所だったそうですが、現在はとてもひっそりしています。巌殿観音の参道は弁天沼から仁王門へと一直線に続き、レンガ敷きのなだらかな上り坂になっています。都会の喧騒を忘れ、歴史を感じられる家並みがあり、大変素晴らしい参道です。

仁王像

仁王門には「巌殿山」の扁額が掲げられ、左右には仁王像が安置されていました。当時の仁王像は江戸時代に焼失し、現在の仁王門は19世紀初めに再建されたものだそうです。仁王門にはガラスが張られていて、下の方から写真に撮ると空が反射して映り込みます。

参道

仁王門の先には階段が続きます。急な石段ですが、登り詰めてから見下ろす参道と門前町の景色は、かなりの絶景です。

境内

巌殿山正法寺は、坂東三十三ヶ所の第十番札所です。木造建築の鐘楼や観音堂、そして樹齢700年を超える大銀杏のある境内は、物見山の中腹の岩殿の砂岩層の岩盤をくりぬいた山肌にあり、とても広々でゆったりとした作りになっていますね。

薬師堂

薬師堂は薬師如来を本尊とする仏堂の呼称ですが、薬師如来は手に薬壺を携えた仏さまです。病気を癒やし、苦しみから救います。2022年の今年は新型コロナウイルス感染症の早期収束を願い、正月から特別開帳を行っていました。

観音堂

現在の観音堂は、明治に焼失したため日高のお寺から移築されたものだそうです。静けさに包まれた境内で、岩壁に守られた立派な観音堂では、黄金色に輝く千手観音を拝観することができます。

境内

巌殿山正法寺の歴史は古く、源氏や徳川家康ともゆかりが深いそうです。薬師堂や観音堂をはじめとする建物のほとんどが古く、古刹らしい時代を感じる雰囲気があるお寺ですね。

岩壁

観音堂の裏手にある岩殿山の岩壁には、四国88カ所の観音霊場の石仏が彫られています。崖上の林の中には、坂東33カ所、西国33カ所、秩父34カ所の観音霊場を体現した石仏もあります。これらの石仏にお参りすることで、実際に現地に行かなくても御利益があるといわれています。

ブランコ

参道の石段沿いにはガクアジサイやヤマアジサイが植えられ、境内には大銀杏があり、時期になると多くの参拝者が訪れ、お参りと共に境内の散策も楽しめる巌殿山正法寺。

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。

園内を汽車で疾走 埼玉県こども 動物自然公園 彩ポッポ

埼玉県こども 動物自然公園 彩ポッポは、埼玉県東松山市岩殿にある園内バスです。

彩ポッポ

彩ポッポは、埼玉県こども 動物自然公園の園内を走る汽車の形をした二両編成の自動車で、2000年4月22日に開通しました。先頭の汽車の部分には、コバトンのマークが貼られている赤い汽車と、ペンギンのマークが貼られている青い汽車があります。以前は、キリンとフラミンゴだったようですね。

彩ポッポ

彩ポッポは正門から東園までを往復し、途中でいくつか降車場があります。平日は1時間に1本、休日は30分に1本ほどの間隔で運行し、片道は約20分だそうです。200円で乗れることもあり、乗ってみようと思いましたが、満員で乗れませんでした。

彩ポッポ

彩ポッポに乗れなかったので、後を追いかけてみました。広い園内を効率よく観光するには、彩ポッポに乗車したほうが良いですね。

次回、埼玉県こども 動物自然公園に来た時は、乗ってみたいと思います。

それでは、また。