自然と調和した美しい朱塗りの橋 富士山本宮浅間大社 神路橋

富士山本宮浅間大社 神路橋は、静岡県富士宮市宮町にある橋です。

富士山本宮浅間大社 神路橋

神路橋は、富士山本宮浅間大社内の湧玉池から神田川へと流れる境に架かる橋です。朱塗りの美しい橋が、静かな水辺の景観を引き立てます。周囲の自然と調和し、神聖な雰囲気を漂わせています。

富士山本宮浅間大社 神路橋

神路橋は、富士山本宮浅間大社と富士宮市元城町つなぐ役割を果たしており、その美しい朱塗りの姿は周囲の景色と見事に調和しています。湧玉池から流れ出る清らかな水は、朝から流れ出し、空気を清めるマイナスイオンを豊富に感じさせます。

富士山本宮浅間大社 神路橋

神路橋の周辺には、稲荷神社があります。この神社は、富士山本宮浅間大社の末社として位置付けられています。赤い鳥居とともに、穏やかな神域を感じさせる場所です。稲荷神社の静けさと、神路橋の景観が融合し、訪れる人々に深い感動を与えます。

富士山本宮浅間大社 神路橋

神路橋の中島には、末社である嚴島神社があります。この神社は、静かな中島に位置しており、富士山本宮浅間大社の一部として存在します。嚴島神社には、穏やかな空気と神聖さが漂い、訪れる人々に神聖な雰囲気を与えます。

富士山本宮浅間大社 神幸橋

神路橋の下流には、神幸橋があります。この橋の先は、神田川ふれあい広場へと続きます。神幸橋は、神聖な場所から広場へとつながる重要な橋であり、その先には心地よい散策路も広がっています。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

神聖で静かな癒しの場所 富士山本宮浅間大社 湧玉池

富士山本宮浅間大社 湧玉池(わくたまいけ)は、静岡県富士宮市宮町にある池です。

富士山本宮浅間大社 湧玉池

富士山本宮浅間大社 湧玉池は、富士山の雪解け水が岩を通って湧き出る神聖な場所です。水温は年間通して13度で、毎秒2.4キロリットルの水が湧き出る湧玉池は、国の特別天然記念物に指定されています。

富士山本宮浅間大社 湧玉池

湧玉池は、富士山本宮浅間大社の境内東側に位置し、周囲を深い木々に囲まれた美しい池です。富士山の雪解け水が地下を流れ、長い時間をかけて湧き出しており、その清らかさと神秘的な雰囲気が魅力となっています。

富士山本宮浅間大社 湧玉池

湧玉池の水面は非常に静かで、周囲の緑をそのまま映し出す鏡のような美しさがあります。ゆっくりと流れる水は、穏やかで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

富士山本宮浅間大社 湧玉池

水鳥が静かに泳いでいる様子が見られます。泳ぐたびに水面に一本の線ができ、そこから小さな波が広がります。その波紋が広がっていく様子は、自然の中でのゆったりとした時間を感じさせます。

富士山本宮浅間大社 富士山御霊水

湧玉池は富士山御霊水の源でもあります。富士山の湧水を採水することができ、特に夏でも冷たく美味しい水を楽しむことができます。この霊水には清らかなエネルギーが宿っており、心身を清めることができます。

富士山本宮浅間大社 霊水鉢

霊水鉢では、富士山の雪解け水を汲むことができます。水源は毎秒2.4キロリットルで、13度の水温を保っており、清涼感を感じながら水をいただけます。ただし、煮沸が必要との看板が掲示されています。

富士山本宮浅間大社 霊水鉢

湧玉池の水量は非常に豊富で、複数の人が同時に水を汲むことができるほどです。竹で作られた水汲みエリアが用意されており、自然の恵みを感じながら水を汲む体験ができます。

富士山本宮浅間大社 水屋神社

湧玉池の奥には、末社である水屋神社があります。水屋神社は池の水を守る神聖な場所であり、ここで祈りを捧げることで、より一層の清めと神聖な気を感じることができます。

富士山本宮浅間大社 湧玉池

訪れた日は雨でした。湧玉池の水面に雨の水滴が落ちると、その滴がぽつんぽつんと同心円を描きながら広がります。雨の日の湧玉池は、晴れの日とはまた違った趣を見せてくれます。

富士山本宮浅間大社 禊所

湧玉池には、古くからの習わしである禊所があり、登山者はここで禊ぎを行い、清らかな気持ちで富士山に登る準備を整えていました。この場所の神聖さは、訪れる人々に深い敬意を感じさせます。

富士山本宮浅間大社 湧玉池

湧玉池は、富士山の神聖な水源であり、清らかな自然と静かな環境に包まれています。水を汲み、身を清めることで、心も体もリフレッシュできます。

富士山本宮浅間大社 湧玉池

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

富士山の神を祀る格式高い神社 富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社は、静岡県富士宮市宮町にある神社です。

富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社は、全国に1300余りある浅間神社の総本宮です。木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を主祭神とし、富士山の噴火を鎮める御神徳で崇敬を集めてきました。現在の社殿は徳川家康公の造営によるもので、歴史と格式を感じることができます。

富士山本宮浅間大社 二の鳥居 正面大鳥居

正面大鳥居は非常に大きく、圧倒されるほどの迫力があります。実はこれは第二鳥居にあたり、その先に参道が続いています。訪れた日は雨が降っていましたが、赤く塗られたその姿は、青空に映える美しさがあります。

富士山本宮浅間大社 二の鳥居 正面大鳥居

鳥居には神額が掲げられており、「富士山本宮」と力強く書かれています。これを見上げると、この地が富士山信仰の中心であることを改めて実感できます。

富士山本宮浅間大社

鳥居をくぐると、一直線に伸びる参道が広がっています。石畳が整備され、進むにつれて神聖な空気が満ちていきます。

富士山本宮浅間大社

まっすぐに続く参道の両脇には灯籠が並び、歴史ある神社の荘厳な雰囲気を演出しています。雨に濡れた緑が鮮やかで、しっとりとした雰囲気が漂っています。

富士山本宮浅間大社 三の鳥居

石造りの三の鳥居が姿を現します。力強い石の質感が、社殿へ向かう厳かな気持ちを引き締めます。鳥居の右後ろには流鏑馬像があり、その手前には一対の狛犬と獅子が並びます。まるで流鏑馬像に狙われているかのような配置が印象的です。

富士山本宮浅間大社 輪橋

楼門前には美しい池があり、「眼鏡池」とも呼ばれています。中央には輪橋がかかり、1915年に石造りへと改められました。

富士山本宮浅間大社

楼門は非常に大きく、重厚な造りです。朱塗りの構えが美しく、格式の高さを感じさせます。間口4間、奥行2間半、高さ6間半の2階建て入母屋造で、堂々たる構えです。正面と左右脇に扉があり、格式の高さを感じさせます。

富士山本宮浅間大社

楼門に掲げられた扁額は、聖護院入道盈仁親王の御筆によるもので、1819年に制作されました。その書の美しさも見どころの一つです。

富士山本宮浅間大社

楼門の左右には随身像が安置されています。背面には1614年の年号が刻まれており、歴史の重みを感じることができます。

富士山本宮浅間大社 鉾立石

楼門前の石段には「鉾立石」と呼ばれる自然石があります。かつて山宮御神幸の際、神鉾を安置した神聖な石とされ、本宮と山宮を結ぶ信仰の名残です。現在、本宮楼門前に一基、山宮浅間神社参道に二基が現存しています。

富士山本宮浅間大社

手水舎は広く大きく、多くの参拝者が同時に手や口を清めることができます。屋根が立派で、伝統的な造りが特徴です。

富士山本宮浅間大社

幣殿・拝殿は、徳川家康公の寄進によるもので、本殿と同じく檜皮葺の屋根を持っています。外側・内側は丹塗りとなっており、極彩色の装飾は蟇股や虹梁彫刻などに見られます。堂々とした造りで、細部まで美しい装飾が施され、厳かな雰囲気が漂います。

富士山本宮浅間大社

拝殿は、間口5間、奥行5間で、床が幣殿より2段高くなっています。正面が入母屋造、背面が切妻造で、正面に向拝が1間出ています。正面に扉があり、左右は蔀戸によって区切られています。正面左右には濡縁を巡らせてあります。

富士山本宮浅間大社

楼門に掲げられた扁額には、「淺間大社」の文字が刻まれています。その文字の筆致からは、厳かな雰囲気とともに、長きにわたり人々の信仰を集めてきた神社の風格が感じられます。

富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社は、正面大鳥居から鏡池に至る約50メートルの参道を進み、楼門をくぐって参拝した後、湧玉池や神田川沿いのふれあい広場を巡ることで、境内を一周することができます。

富士山本宮浅間大社 第一鳥居

富士山本宮浅間大社の第一鳥居は、第二・第三鳥居のある境内から離れた場所にあります。静岡県富士山世界遺産センターの横に位置し、ここが参道の起点となっています。

富士山本宮浅間大社 東鳥居

富士山本宮浅間大社の境内を一周すると、東鳥居にたどり着きます。この東鳥居は、朝日が昇る方向に位置しており、新しい始まりや清めの意味を感じさせる場所です。

富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社の魅力は社殿だけでなく、湧玉池などの自然の美しさにもあります。

今から、湧玉池を見に行きたいと思います。

それでは、また。