静と動が調和 深大寺 福徳尊

深大寺 福徳尊は、東京都調布市深大寺元町にある寺院です。

深大寺 福徳尊

深沙大王堂へと続く参道の途中、目を引く存在が福徳尊です。大黒天と恵比寿尊の大きな石像が並び、参道を歩く足を自然と止めてしまいます。どちらの像も表情が穏やかで、丸みを帯びた姿が印象的です。上を見上げると、背景に見える社殿の彫刻も繊細で、思わず見入ってしまいます。全体に漂う穏やかな雰囲気が心地よく、つい長居してしまいます。

深大寺 福徳尊

深沙大王堂へと続く参道の中ほどに、福徳尊の大きな石像が設置されています。石像は参道の右側に構えていて、道行く人の目を引きます。歴史はそれほど長くはありませんが、その姿は堂々としていて、古くからそこにあったかのような風格を感じさせます。

深大寺 福徳尊

福徳尊には、大黒天と恵比寿尊の石像が仲良く並んでいます。どちらも表情が柔らかく、見るだけで和やかな気持ちになることができます。恵比寿尊は釣竿を持ち、鯛を抱えた姿で、商売繁盛や豊漁の象徴として知られています。大黒天は袋を担ぎ、打ち出の小槌を持つ姿が印象的です。どちらも福を授ける存在として、縁起の良さが感じられます。

深大寺 福徳尊

その右側には、竜と虎の彫刻モニュメントがあります。彫刻は躍動感にあふれ、鋭い眼差しと力強いポーズが迫力を持っています。社殿の軒先には繊細な彫刻も施されていて、細部まで丁寧に造られていることがわかります。彫刻を近くでじっくりと眺めることで、その技術の高さに驚かされます。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。