落語「王子の狐」の舞台 王子稲荷神社 狐の穴跡

王子稲荷神社 狐の穴跡は、東京都北区岸町にある史跡です。

王子稲荷神社

王子稲荷神社は、平安時代から続く歴史ある神社です。関東稲荷総社の格式を持ち、江戸時代より庶民に親しまれてきました。大晦日、稲荷の使いである狐が、近くの榎の下で身なりを整え、この神社に初詣をするという言い伝えがある神社です。

王子稲荷神社

王子稲荷神社 狐の穴跡は、王子稲荷神社の本宮のさらに先にあります。鳥居を抜けると、本宮の裏手には、三社合祭社やおもかる石のある社殿、そして狐の穴跡に辿り着くことができます。

王子稲荷神社 狐の穴跡

王子稲荷神社 狐の穴跡は、階段がなければ人が近づくことができない崖の上にあります。この場所は、外界から隔絶された狐たちの隠れ家のような神秘的な雰囲気を醸し出しています。

王子稲荷神社 狐の穴跡

王子稲荷神社 狐の穴跡は、落語「王子の狐」の舞台としても有名です。古くから狐の神様として崇められてきました。

王子稲荷神社 狐の穴跡

この穴跡は、昔、狐が住んでいたと伝えられ、実際に穴の中を覗き込むことができます。穴の中には、石仏や祠が安置されていて、狐の神様への信仰の深さを物語っています。

王子稲荷神社 狐の穴跡

狐は、古くから知恵や妖術の使い手として人々に恐れられながらも、一方で神として崇められてきました。この穴跡は、そんな狐と人との不思議な関係性を象徴しています。

王子稲荷神社 狐の穴跡

王子稲荷神社 狐の穴跡は、狐が姿を現し、人々を助けたり、逆にいたずらをするといった話が語り継がれる、古くからの伝承や伝説が数多く残る場所です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

信玄公が甲府盆地を眺めていた場所 躑躅ヶ崎遊亭跡

躑躅ヶ崎遊亭跡は、山梨県甲府市古府中町にある史跡です。

躑躅ヶ崎遊亭跡

躑躅ヶ崎遊亭跡は、躑躅ヶ崎館跡の近くにある史跡です。この地は、武田氏の居城であった躑躅ヶ崎館跡のすぐ近で、信玄公がしばしば訪れて甲府盆地を眺めていた場所と伝えられています。

躑躅ヶ崎遊亭跡

躑躅ヶ崎遊亭跡へ向かうには、竜華池の展望台を通ります。途中の展望台からは、甲府盆地が眼下に広がり、その雄大なスケールに圧倒されます。

躑躅ヶ崎遊亭跡

躑躅ヶ崎遊亭跡は、展望台から右に折れた道の先にあります。

躑躅ヶ崎遊亭跡

道中には、急な坂や岩場などがあり、比較的険しい道のりです。

躑躅ヶ崎遊亭跡

しばらく進んでいくと、躑躅ヶ崎遊亭跡の看板がありました。周囲はやや平坦な地形で、かつて信玄公が悠然と時を過ごしたであろう静けさが漂っています。

躑躅ヶ崎遊亭跡

武田信玄をはじめとする武田氏の当主たちは、この場所から甲府盆地や城下町を眺めて、戦略を練ったり、休憩したりしていたと考えられています。現在、この場所には金比羅神社が建っていますが、かつては信玄が建てたあずまやがあったと伝えられています。

躑躅ヶ崎遊亭跡

躑躅ヶ崎遊亭跡で信玄公がここに立ち、何を想っていたのでしょうか。歴史ロマンを感じずにはいられない史跡です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

圧倒的な存在感のある538体の石像 喜多院 五百羅漢

喜多院 五百羅漢は、埼玉県川越市小仙波町にある史跡です。

喜多院 五百羅漢

喜多院 五百羅漢は、五百羅漢と呼ばれる石像がある史跡です。羅漢は、悟りを開いた高僧のことで、喜怒哀楽をユーモラスに表現した538体の羅漢の石像が並んでいます。

喜多院 五百羅漢

喜多院 五百羅漢を観覧するには、拝観券が必要です。五百羅漢の拝観券は、非常にシンプルで、喜多院のシンボルである喜多院 多宝塔が描かれたデザインになっています。

喜多院 境内みやげ品店

五百羅漢のエントランスは、境内みやげ品店の横にあります。

喜多院 五百羅漢

受付は無人でした。

喜多院 五百羅漢

羅漢は、すべて異なる表情やポーズで造られています。石像は、1782年から1825年の約50年間にわたり建立されました。ずらりと並ぶ五百羅漢像の前に立つと、圧倒的な存在感と多様性に圧倒されます。

喜多院 五百羅漢

羅漢は、すべて異なる表情とポーズで造られています。中には、笑ったり、泣いたり、怒ったり、考え事をしたりと、まるで人間のような表情をした羅漢もいます。

喜多院 五百羅漢

ポーズによっては、お賽銭が起きやすい羅漢があります。写真のように、絶妙なバランスで置かれた小銭は、参拝者が「この羅漢なら、きっとお賽銭を落としても受け止めてくれるだろう」と願いを込めて置いたものです。

喜多院 五百羅漢

本当にさまざまな表情をした羅漢があります。深夜こっそりと羅漢さまの頭をなでると、一つだけ必ず温かいものがあり、それは亡くなった親の顔に似ているのだという言い伝えも残っています。

喜多院 五百羅漢

羅漢の中に、パンフレットなどで紹介され、五百羅漢の中でも特に有名な像を見つけました。2体の羅漢像は、それぞれ異なる表情とポーズで造られています。一方は、もう一方の耳元で何かを呟き、もう一方は、その言葉を真剣に聞き入れているように見えます。

喜多院 五百羅漢

喜多院 五百羅漢は、多くの人が訪れるパワースポットです。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。