自然が作り出した獅子の姿 しし岩

しし岩は、長野県南佐久郡南牧村平沢にある岩です。

しし岩

しし岩は、平沢峠駐車場の北側に位置し、短時間で訪れることができる観光スポットです。岩の形が獅子のように見えることからこの名前がつけられました。地質学的には新生代第三紀の火山活動によって形成された火山岩で、周辺の地形とも深い関係があります。

しし岩

平沢峠駐車場の北側にある入口から、しし岩へと続く小道に入ることができます。ここには簡単な説明パネルが設置されており、しし岩の成り立ちや特徴について知ることができます。案内を確認しながら進むと、火山岩特有のごつごつとした地形が広がり、しし岩までの短い道のりが始まります。

しし岩

入口を抜けると、細い通路が続いています。周囲には低木が広がり、足元には岩が多く見られます。道は比較的整備されており、迷うことなく進むことができます。少し歩くと、しし岩の姿を探すことができます。短い距離ながら、自然を感じながら歩くことができます。

しし岩

進むにつれて、しし岩の形が次第に明らかになってきます。遠くから見ると単なる岩の塊に見えますが、近づくと獅子が横たわっているような形状が確認できます。角度によって見え方が異なるため、周囲を歩きながら最も獅子らしく見えるポイントを探すのも楽しみのひとつです。

しし岩

しし岩を構成する岩石は、200万年以上前の火山活動によって形成されたものです。黒っぽい色をしており、火山岩特有のざらついた質感が特徴的です。この一帯は長野県と山梨県の境界付近に広がる火山地帯の一部であり、地質学的にも興味深い場所となっています。

しし岩

しし岩周辺には多くの岩が点在しており、どれが本当のしし岩なのか一目では分かりにくいかもしれません。しかし、それもまたこの場所の魅力のひとつです。岩の形をじっくりと観察しながら、最も獅子らしく見える岩を見つける楽しさがあります。

しし岩

しし岩からは、平沢峠の駐車場が見渡せます。標高が高いため、視界が開けており、周囲の山々の景色も楽しむことができます。天気の良い日には遠くの山並みまで見渡せるため、しし岩だけでなく周囲の風景も併せて楽しむことができます。

しし岩

しし岩を十分に楽しんだら、来た道を戻ります。入口には柵が設置されていますが、自由に開け閉めできるため、通過した後はしっかりと閉じるようにしましょう。特に動物の侵入を防ぐためにも、柵の管理は重要です。マナーを守りながら、しし岩の自然を楽しみましょう。

しし岩

しし岩は、短時間で訪れることができるスポットでありながら、火山岩の特徴や自然の景色を楽しむことができます。どれが本当のしし岩なのか探すのも一つの楽しみ方です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

源頼朝ゆかりの地 伊豆山神社 頼朝・政子腰掛石 光石

伊豆山神社 頼朝・政子腰掛石 光石は、静岡県熱海市伊豆山にある石です。

伊豆山神社

伊豆山神社は、源頼朝ゆかりの神社として知られ、鎌倉幕府の成立に深く関わった歴史を持つ古社です。相模灘を一望できる高台に位置し、強運守護、福徳和合、縁結びの神様として信仰を集めています。

伊豆山神社

伊豆山神社の境内には、頼朝・政子腰掛石と光石の二つの伝説の石があります。

伊豆山神社 頼朝・政子腰掛石

伊豆山神社は、源頼朝と北条政子が愛を語り合ったと伝わる場所です。鎌倉幕府を開いた源頼朝と、その妻である北条政子は、伊豆山神社で愛を育み、後に結ばれたと伝えられています。境内には、二人が腰掛けたとされる「腰掛石」が残されています。

伊豆山神社 こころむすび

頼朝・政子腰掛石の近くには「こころむすび」と書かれた鳥居があります。ハート形の飾り付けは愛と絆を象徴し、鳥居をくぐると二人の愛が深まり、幸せが叶うかもしれません。こころむすびには、フォトスタンドが設置され、記念撮影にも最適なスポットです。多くの参拝者が訪れて、二人のロマンティックな物語に思いをはせています。

伊豆山神社 光石

伊豆山神社 光り石は、鎌倉時代に書かれた「走湯山縁起」と「吾妻鏡」に登場する大磯の高麗山 (高来神社)から来たと伝えられている石です。光り石は、神聖な力を持つ石として崇められていて、触れることで心身が浄化されたり、願いが叶うといわれています。

伊豆山神社

伊豆山神社は、源頼朝と北条政子のロマンスを感じられる神社です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

耳を立てた可愛らしい犬の形をした奇岩 犬岩

犬岩は、千葉県銚子市犬若にある岩です。

犬岩

犬岩は、ジュラ紀(約2億年~1.5億年)に風化・侵食により作られた、まるで耳を立てた犬のように見える岩体です。

犬岩

犬岩はその名の通り、耳を立てた犬の形をした奇岩です。近くにある千騎ケ岩と同じく、源義経が奥州に逃れるときに置き去りにされた愛犬が七日七晩泣き続け、八日目に岩になってしまったという伝説があります。

犬岩

荒々しい波を受ける犬岩は、確愛らしい犬の後ろ姿に見えます。犬岩のあるこの一帯の地名「犬若」は、愛犬の名の若丸にちなむともいわれています。

犬岩

機会があれあば、再度来てみたいですね。

それでは、また。