嵐山渓谷 岩畳は、埼玉県比企郡ときがわ町田黒にある岩畳です。
嵐山渓谷 岩畳は、埼玉を代表する景勝地の一つです。槻川の流れに沿って、平らな岩が畳のように敷き詰められ、その周囲の木々と共に織り成す景観が見事な景勝地です。嵐山渓谷は、渓谷の最下流部にある槻川橋の景観が京都の嵐山によく似ていたことから、「武蔵国の嵐山」と例えられたのが由来とされています。この景勝地の評判はまたたく間に広まり、多くの観光客が訪れ賑わっています。
この岩畳は、火成岩や堆積岩などの既存の岩石が、大地の営みによって熱や強い圧力を受け、鉱物組成や組織、化学組成などが変化して別の岩石に変化した変成岩の「結晶片岩(けっしょうへんがん)」です。槻川は、変成岩を長い年月をかけて削り取り、この岩畳を作ったと考えられています。
春には桜の咲く渓谷、初夏には新緑と槻川の景観、夏は槻川での水遊びと、四季折々様々な表情を見せ、訪れる人を楽しませます。どの季節の景観も素晴らしく、何度訪れても新しい感動が感じられます。
嵐山渓谷 岩畳は、自然が織りなす岩畳のある埼玉県屈指の景勝地です。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。