大山千枚田 展望台は、千葉県鴨川市平塚にある展望台です。
大山千枚田は、鴨川市街より西へ狭く長い長狭平野の大山の麓にある美しい風景が広がる棚田です。3.2ヘクタールに375枚を数える棚田が階段状に並び、日本の原風景ともいえる素晴らしい田園風景の大山千枚田は「日本の棚田百選」に選ばれています。
大山千枚田には、展望台があります。展望台は、大山千枚田の美しい風景を一望できる展望スポットです。展望台にはテーブルと椅子が置かれ、訪れる人々がゆったりとした環境で風景を楽しむだけでなく、くつろぎながら休憩や食事を楽しむこともできるようになっていました。
展望台の整備された環境により、大山の麓に広がる日本の原風景ともいえる大山千枚田の風景を十分に楽しむことができます。
大山千枚田は、東京から一番近い棚田の里として紹介されています。四季を通した稲作の様子や、付近の古民家レストランへの案内など、観光に関する情報が提供されています。
展望台には、高さ1.5メートル、幅2メートル、約5トンの本小松石製の石碑が置かれています。そこには、「刈り終へし棚田に稲葉青く茂りあぜのなだりに彼岸花咲く」の歌が刻まれています。
この石碑に刻まれたのは、天皇皇后両陛下が2010年に大山千枚田を訪問した際に詠んだ句であることが書かれていました。
棚田に張った水面が空を映し出す鏡のようになる時期はゴールデンウィーク前後、稲が青々しく育つ時期は7月中旬頃がお勧めだそうです。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。