千葉の小江戸 佐原の町並み

千葉の小江戸 佐原の町並みは、千葉県香取市佐原にあります。

佐原の町並み

利根川水運の中継基地として栄えた佐原は、今も川沿いに江戸情緒あふれる古い町並みが残っています。

樋橋(じゃあじゃあ橋)

じゃあじゃあ橋と呼ばれる木造の小野川にかかる橋、樋橋がありました。

佐原村用水を、小野川の東岸から対岸の水田に送るための大樋で、戦前にコンクリートの橋に変わったそうです。

樋橋(じゃあじゃあ橋)

名前の由来は、橋の下側につけられた大樋を流れる水が、小野川にあふれ落ちて「ジャージャー」と音を立てることから、その通称で親しまれてきたそうです。

伊能忠敬記念館

忠敬の人生を年代順に追い、その業績の結晶である伊能図を紹介する伊能忠敬記念館がありました。

佐原の町並み

千葉県香取市佐原の市街地にり、歴史的建造物が残る千葉の小江戸 佐原の町並み。

機会があれば、再度散策したいですね。

それでは、また。

桂川の渓谷にかかる日本三奇橋 名勝 猿橋

猿橋は、山梨県大月市猿橋町猿橋にある橋です。

猿橋

猿橋は長さ30.9メートル、幅3.3メートル、高さ31メートルの木橋で、橋脚を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって橋を支える珍しい構造をした橋です。谷が31メートルと深いため、橋脚が立てられないのでこのような構造になっています。

歓迎 猿橋

猿橋は桂川の渓谷にかかる日本三奇橋の一つです。深い渓谷を猿が弓のように連なって橋をつくり渡る様子をヒントにしたことから、その名前がついたといわれています。

猿橋

猿橋は橋と渓谷など、周囲の自然景観との調和が見事なことから、国の名勝に指定されました。秋になるとカエデやモミジ、イチョウが周囲を錦秋に染め上げ、美しい景色を楽しめます。

猿橋(2017)

5年前の2017年にも訪れましたが、今と全く変わらぬ佇まいですね。

猿橋は抗争においてたびたび陣が張られたという記録が残っています。戦中には敵の進行を防ぐために橋を焼き落としたこともあったそうです。

猿橋

猿橋には数台止めることのできる駐車場と公衆トイレ、飲食店があります。観光地感はさほどなく、ゆったりとした気分で休憩できる癒しの空間で、駐車場から徒歩数分で猿橋まで行くことができます。

駐輪場

猿橋は甲州街道と旧甲州街道の分岐した箇所にあり、自転車でサイクリングをする人たちが多く観光に訪れるのか、自転車用の駐輪場も用意されていました。

大黒屋

猿橋の目の前には国定忠治が甲州で常宿にしていた大黒屋があり、現在は蕎麦屋として営業をしていますが、訪れた時は臨時休業していました。馬肉竜田揚げを使った「忠治そば」が名物だそうです。

山王宮

橋畔には猿王を祭る山王宮の小祠がありました。猿橋の山王祭は歴史が古く、毎年7月の第3日曜日に開催され、その年に生まれた子供を祝うお祭りとして広く知られています。神輿には今年生まれた新生児の名前を記した提灯が並び、町内を練り歩いて猿橋を神輿渡御し、その光景は大変素晴らしものだそうです。

あじさい遊歩道

猿橋のある桂川は、川に沿ってあじさい遊歩道が設けられていました。遊歩道に沿って川上に向かうと、猿橋公園に行けるそうなので、次回は散策してみたいですね。

それでは、また。

  • 2017/4/1 初版
  • 2022/2/23 更新

富士を望む大吊橋 日本最長の三島スカイウォーク

三島スカイウォークは、静岡県三島市にある吊り橋です。

三島スカイウォーク

三島スカイウォークは、日本一の長さを誇る全長400mの歩行者専用吊橋で、橋の上からは、 富士山や駿河湾、伊豆の山々などの絶景を望むことができます。

三島スカイウォーク

橋の高さは70メートルで、幅は人がすれ違いができるほどの幅ですね。

吊り橋の下の隙間から地上が見えるので、高所恐怖症の方は手に汗をかくかもしれません。

三島スカイウォーク

三島スカイウォークでは、ワイヤーロープにぶら下がって谷を渡りながら富士山を眺めるロングジップスライドや、ゴーゴーバギーなどのアクティビティも体験することができます。

富士山

今日は曇り空なので視界があまりよくありませんが、霞んだ富士山を望むことができました。

晴れの日の午前中に来れば、輪郭のはっきりした富士山を見ることができそうですね。

駿河湾と伊豆方面

沼津方面は駿河湾や伊豆の大瀬崎まで見渡すことができました。

視界の良い観光地に来ると、もっと性能の良いカメラが欲しくなりますね。

三島スカイウォークは2015年に完成した新しい橋で、スカイウォークは愛称で「箱根西麓・三島大吊橋」が正式名称だそうです。

観光収益と地域貢献を目的として総工費約40億円をかけて建設した橋なので、今後も周辺には観光地が増えるとより一層楽しめそうですね。

吊り橋を渡った先のエリアには、日本全国から集まったヒノキやスギ、クスノキなどの間伐材から生まれた可愛い森のキャラクター「Kicoro(キコロ)」がお出迎えする散策路がありました。

スカイウォークの周辺は自然豊かな森なので、森林浴には最高のロケーションです。

三島スカイウォーク

秋から冬の期間は空や富士山、海、町並みを茜色に染めながら駿河湾に沈んでいく美しい夕日を見ることができ、日没時間まで営業時間を延長する「夕日タイム」が実施されているそうなので、次回はその時期に来てみたいですね。

それでは、また。