夜は少し怖いスポット 碓氷第三橋梁「めがね橋」

碓氷第三橋梁(めがね橋)、群馬県安中市松井田町にあります。

碓氷第三橋梁(めがね橋)

碓氷第三橋梁は、日本最大のレンガ造りの橋として有名です。

メガネのように見えるので、めがね橋と呼ばれています。

橋の上

めがね橋は、2本のレールの真ん中に歯状レール(ラックレール)を敷き、それに機関車の床下に設けられた歯車(ピニオンギア)を噛み合わせ、急こう配の線路を登り降りするアプト式の鉄道の線路があった橋です。

橋からの眺め

もう19時で日が暮れていて、辺りは暗くなってきました。

観光客は誰一人としていませんね。

トンネル

横川駅と熊ノ平駅の間を通る線路は、7つのトンネルを通っていたそうですが、今ではそのトンネルは6kmの遊歩道になっています。

日中はそんなことはないと思いますが、不気味な静けさのあるトンネルですね。

バス停

バス停がありましたが、11:23分と13:22分の2本しかないようです。

眺望

今回は夜になりつつあり、落ち着いて観光ができなかったので、次回は日中に来てみたいですね。

それでは、また。

千葉の小江戸 佐原の町並み

千葉の小江戸 佐原の町並みは、千葉県香取市佐原にあります。

佐原の町並み

利根川水運の中継基地として栄えた佐原は、今も川沿いに江戸情緒あふれる古い町並みが残っています。

樋橋(じゃあじゃあ橋)

じゃあじゃあ橋と呼ばれる木造の小野川にかかる橋、樋橋がありました。

佐原村用水を、小野川の東岸から対岸の水田に送るための大樋で、戦前にコンクリートの橋に変わったそうです。

樋橋(じゃあじゃあ橋)

名前の由来は、橋の下側につけられた大樋を流れる水が、小野川にあふれ落ちて「ジャージャー」と音を立てることから、その通称で親しまれてきたそうです。

伊能忠敬記念館

忠敬の人生を年代順に追い、その業績の結晶である伊能図を紹介する伊能忠敬記念館がありました。

佐原の町並み

千葉県香取市佐原の市街地にり、歴史的建造物が残る千葉の小江戸 佐原の町並み。

機会があれば、再度散策したいですね。

それでは、また。

桂川の渓谷にかかる日本三奇橋 名勝 猿橋

猿橋は、山梨県大月市猿橋町猿橋にある橋です。

猿橋

猿橋は長さ30.9メートル、幅3.3メートル、高さ31メートルの木橋で、橋脚を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって橋を支える珍しい構造をした橋です。谷が31メートルと深いため、橋脚が立てられないのでこのような構造になっています。

歓迎 猿橋

猿橋は桂川の渓谷にかかる日本三奇橋の一つです。深い渓谷を猿が弓のように連なって橋をつくり渡る様子をヒントにしたことから、その名前がついたといわれています。

猿橋

猿橋は橋と渓谷など、周囲の自然景観との調和が見事なことから、国の名勝に指定されました。秋になるとカエデやモミジ、イチョウが周囲を錦秋に染め上げ、美しい景色を楽しめます。

猿橋(2017)

5年前の2017年にも訪れましたが、今と全く変わらぬ佇まいですね。

猿橋は抗争においてたびたび陣が張られたという記録が残っています。戦中には敵の進行を防ぐために橋を焼き落としたこともあったそうです。

猿橋

猿橋には数台止めることのできる駐車場と公衆トイレ、飲食店があります。観光地感はさほどなく、ゆったりとした気分で休憩できる癒しの空間で、駐車場から徒歩数分で猿橋まで行くことができます。

駐輪場

猿橋は甲州街道と旧甲州街道の分岐した箇所にあり、自転車でサイクリングをする人たちが多く観光に訪れるのか、自転車用の駐輪場も用意されていました。

大黒屋

猿橋の目の前には国定忠治が甲州で常宿にしていた大黒屋があり、現在は蕎麦屋として営業をしていますが、訪れた時は臨時休業していました。馬肉竜田揚げを使った「忠治そば」が名物だそうです。

山王宮

橋畔には猿王を祭る山王宮の小祠がありました。猿橋の山王祭は歴史が古く、毎年7月の第3日曜日に開催され、その年に生まれた子供を祝うお祭りとして広く知られています。神輿には今年生まれた新生児の名前を記した提灯が並び、町内を練り歩いて猿橋を神輿渡御し、その光景は大変素晴らしものだそうです。

あじさい遊歩道

猿橋のある桂川は、川に沿ってあじさい遊歩道が設けられていました。遊歩道に沿って川上に向かうと、猿橋公園に行けるそうなので、次回は散策してみたいですね。

それでは、また。

  • 2017/4/1 初版
  • 2022/2/23 更新