武田信玄に関する歴史と文化を展示 甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム)

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム)は、山梨県甲府市大手にあるミュージアムです。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム)

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム)は、史跡武田氏館跡の歴史やこれまでの発掘調査の成果などを紹介するミュージアムです。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム)

ガイダンスやミュージアム機能を備えた展示室や、歴史講座やワークショップに活用できる学習室を併設しています。武田神社のすぐ近くにあり、アクセスが便利な観光スポットです。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム)

信玄ミュージアムは、武田信玄や戦国時代の歴史に関する展示を通じ、訪れる人々に対して武田氏の歴史や文化を紹介しています。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム)

常設展示室では、武田氏三代を始めとする武田氏館跡に関わった人々の歴史や移り変わり、その館跡の概要や見所、そして、戦国時代に武田氏領国の中心として栄えた「甲府」の様子を紹介しています。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム)

ミュージアムは天井が高く、開放感があります。武田信玄の業績や功績、その時代背景などが展示され、展示物や資料を通じて戦国時代の歴史や武将たちの姿を理解することができます。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム) 旧堀田古城園

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム)の奥へと進むと、旧堀田古城園があります。旧堀田古城園は、1993年に割烹料理として開業した木造家屋群で、武田氏館跡の存在を意識して「旧堀田古城園」と名付けられました。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム) 旧堀田古城園

昭和初期の近代風の様式で、建具やガラスなどもその当時のものがそのまま残されています。主屋、長屋棟、離れ3棟、木戸門があり、主屋は講座などを行う学習室や休憩場所として活用しています。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム) 旧堀田古城園

離れの1棟は菱形の建物で茶室として改修しています。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム) 旧堀田家住宅 蕎麦カフェ 由布姫

さらに進むと、蕎麦カフェ 由布姫がありました。屋外のテーブル席と赤い日除けの傘が印象的です。うどん、そば、ラーメン、ほうとう、信玄ソフト、信玄生ロールとメニューが豊富で、信玄ソフトは特に人気があるそうです。

甲府市武田氏館跡歴史館 (信玄ミュージアム) 旧堀田古城園

機会があれば、再度来てみたいですね。

それれは、また。

白石城の詳細な解説や展示 休憩所も併設 白石城歴史探訪ミュージアム

白石城歴史探訪ミュージアムは、宮城県白石市益岡町にある博物館です。

白石城歴史探訪ミュージアム

白石城歴史探訪ミュージアムは、白石城のある益岡公園内に佇む博物館です。3階建ての建物には売店やレストラン、展示室、3Dハイビジョン・シアターなどがあります。

白石城歴史探訪ミュージアム

ミュージアムの1階には、白石の地場産品と白石城のお土産を中心とした売店があります。白石城歴史探訪ミュージアムのプリクラ記念写真は、ここにしかない超限定プリクラです。

ミュージアムでは、千社札シールや古銭のガチャなどのニッチなアイテムも販売していました。

白石城歴史探訪ミュージアム

売店では白石城オリジナルの片倉小十郎ペナントグッズや戦国BASARA商品、白石の名産品の「うーめん」、和紙製品など取り扱えが豊富です。

白石城歴史探訪ミュージアム チケット販売所

1階にはチケット販売所がありました。3階では、白石城にまつわる歴史巨編が200インチの高輝度スクリーンの3Dハイビジョン・シアターで上映されています。槍や弓矢、時には人が画面から飛び出してくる迫力は、何度見てもドキドキすること間違いありません。

白石城歴史探訪ミュージアム レストラン

レストランでは、乾麺とは異なる食感が味わえる生うーめんや、地元の白みそを使用した小十郎みそラーメンが提供されています。白石城名物のソフトクリームは、定番の「生イチゴソフト」や季節限定桃と紅茶のミックス「ももちゃソフト」が人気です。

白石城歴史探訪ミュージアム

2階には展示室があり、白石城と周辺の城下町を復元した500分の1の模型や片倉家ゆかりの甲冑、刀剣、火縄銃など白石城のさまざまな視点から紹介する展示コーナーがあります。展示室の内部は写真撮影が禁止となっていました。

白石城歴史探訪ミュージアム

ミュージアムの2階では、白石城本丸模型(100分の1)や、白石城が当時の建築技法で復元されるまでの過程などを紹介する城郭展示コーナーなど、歴史の楽しさを伝えるパネル展示コーナー等もあります。

白石城歴史探訪ミュージアム

古い時代の日本における便所やトイレを表す言葉の「厠」という案内板がありました。時代を反映していて、とても興味深く感じました。

白石城歴史探訪ミュージアム

白石城歴史探訪ミュージアムの反対側には白石城があります。訪問者がまずミュージアムで白石城の歴史や背景について学び、その後に実際の城址を訪れるという流れを作ることで、より深い理解と鑑賞体験を得ることができます。逆に、まず白石城を訪れた後に白石城歴史探訪ミュージアムに立ち寄ると、実際の城址での鑑賞体験を経て、ミュージアムで詳細な解説や展示を見ることができます。ミュージアムに立ち寄ることで、より一層城の歴史や文化についての知識を深めることができるかもしれません。

白石城歴史探訪ミュージアム

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

マンガの巨匠が集った伝説のアパート 豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム

豊島区立 トキワ荘マンガミュージアムは、東京都豊島区南長崎にあるミュージアムです。

豊島区立トキワ荘マンガミュージアム

豊島区立 トキワ荘マンガミュージアムは、昭和を代表する漫画家が若手時代に暮らした木造2階建てのアパートを再現した博物館です。マンガやアニメ文化を次世代に継承し発信する「マンガの聖地としま」の拠点となるミュージアムとして2020年7月に開館しました。

豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム

本物のトキワ荘は、1952年に建てられ1982年に解体されましたが、近隣の観光スポットとなっている「トキワ荘 跡地碑」の場所に実在していました。トキワ荘マンガミュージアムでは外壁の塗装などを一つ一つ忠実に再現しています。緑色の窓枠でバルコニーがなく、物干し竿も置くことのできない窓はこの時代を印象付ける要素の一つですね。

エントランス

エントランスを入ると玄関があり、そこから急階段が2階へと伸びています。建物のエイジング感が施され、階段にはきしむ音が再現されています。登ってみるとギシギシと音が出ます。

2階

2階は木造アパートのトキワ荘をリアルに体験できるフロアです。まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような光景がありました。外観も内装も、忠実に当時のトキワ荘を再現していますね。

共同炊事場

トキワ荘の台所は共同だったそうです。今はビルドインのコンロが主流ですが、この時代はガス管が使われています。「ガス管をくわえる」という表現は、今となっては過去の表現ですね。

便所

トキワ荘のトイレは共用で、風呂ありませんでした。住人たちは、近くにあった「鶴の湯」という銭湯に通っていたそうです。

物価

トキワ荘が当時の豊島区椎名町(今は南長崎)にあった時代の物価の一覧がありました。値段はモノにもよりますが、ラーメンは20倍程度になっていますね。卵は物価の優等生といわれているように、数倍程度しか変わっていません。

藤子不二雄の費目別支出

トキワ荘の住人には手塚治虫氏、藤子不二雄氏、赤塚不二夫氏などの有名な漫画家がいましたが、藤子不二雄氏の出納帳によれば、食費と交際費の比率が多かったそうです。互いに刺激しあい、ライバルでありながらも、仲間として家族として切磋琢磨するトキワ荘に住んでいれば、人間と人間の繋がりの比重が多くなり、食べものやお酒などの交際費がかさむようですね。

マンガ家の部屋

2階の1室には、マンガ家の部屋を再現した場所がありました。この4畳半の大きさの部屋で漫画を描いていたそうですが、漫画を書くことに集中できる部屋の作りになっていました。

企画展示室

1階は、様々な角度からマンガを楽しめるフロアです。企画展示室があり、当時発刊されたマンガが展示されていました。撮影は原則禁止で、この鉄腕アトムのみ写真撮影可能でした。

鉄腕アトム

訪問時、鉄腕アトム展が開催され、第1話が放映されていました。鉄腕アトムの名前は知っていても、物語の内容については詳しくなかったので、初めから最後まで見入ってしまいました。かなり泣ける話です。

記念メダル

ミュージアム内には観光地名物の記念メダル作成機があり、隣接する豊島区立 南長崎花咲公園 (トキワ荘公園)には当時の電話ボックスも展示されています。

昭和のマンガの巨匠が集い、若き青春の日々を過ごした伝説のアパートをリアルに再現した豊島区立 トキワ荘マンガミュージアム。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。