白石城 三階櫓の眺めを愉しむ 白石城 本丸跡

白石城 本丸跡は、宮城県白石市益岡町にある城跡です。

白石城 本丸跡

白石城の本丸跡は、かつて御成御殿が存在し、伊達家の宿泊場所として利用されていました。本丸跡の西側には、復元された白石城 三階櫓が見えます。

白石城 本丸跡

白石城の本丸跡には広場があり、ベンチが置かれていてます。広場に置かれたベンチからは、ゆったりと座りながら白石城 三階櫓の眺めを楽しむことができます。本丸跡には「白石城」と書かれた石碑があり、この石碑をバックにして白石城の三階櫓を一枚の写真に納めることができます。

片倉小十郎 景綱公頌徳碑

白石城 本丸跡の中心部には、白石城の城主として城の統治や防衛に尽力した片倉小十郎 景綱公頌徳碑が置かれています。

白石城 本丸跡

白石城の本丸跡には桜の木が植えられており、春になると美しい桜の花が咲き誇ります。

白石城 本丸跡

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。

本丸への道 金山城址 西矢倉台西堀切と馬場下通路

金山城址 西矢倉台西堀切と馬場下通路は、群馬県太田市金山町にある城跡です。

西矢倉台西堀切

金山城址 展望駐車場から金山城本丸方面へ歩くと、西矢倉台西堀切があります。金山城址の西城から本丸までに4つの堀切があり、西矢倉台西堀切はその一番西にある堀切です。

西矢倉台西堀切

堀切は、尾根を通って攻めてくる敵を足止めするため、尾根の一部を横に切ったものですが、現在は通れるよう一部が埋められ、その横には橋がかけられています。

石敷き通路

西堀切からさらに進むと石敷きの通路があり、その先には馬場下通路が待ち構えています。

馬場下通路

馬場下通路には仕掛けが施されていて、攻めにくいように道幅は狭くなり、奥が見えにくくなっています。

馬場下通路

馬場下通路を進むと、道が二手に分かれています。通路の左手には堀に架けられた木橋があり、もう一つの道は正面にある竪堀(たてぼり)を下る道です。竪堀は、山腹の縦方向に掘った堀なので、山腹を回り込むのが困難になります。

馬場下通路

木橋は狭く、ここを通り抜ける時に城兵の攻撃を受けやすくなる構造です。

竪堀

また、正面突破をしようしても、竪堀が崖のような急斜面になっているので、山の下まで転落してしまいますね。

これまでにいくつかの城跡を観光してきましたが、金山城は特に城の構造に磨き抜かれた戦略を感じますね。

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。

兵士や馬が合戦に備えた待機場 金山城址 馬場曲輪跡

金山城 馬場曲輪跡は、群馬県太田市金山町にある城跡です。

金山城 馬場曲輪跡

曲輪は、丘陵や尾根を切り盛りして土塁や柵、塀で囲み居を構えた平場のことをいいます。

当時は重要な拠点の一つで、兵士や馬が合戦に備え待機していたと思われるのが、この馬場曲輪跡です。

金山城 馬場曲輪跡

馬場曲輪跡の名称からは、かつて馬小屋等があったとされていて、復元された小屋が設置されていましたが、現在は何もなくなっていました。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。