関東2,400ヶ所 観光スポット
鵜原理想郷 篠田悌二郎句碑は、千葉県勝浦市鵜原にある句碑です。
鵜原理想郷は、太平洋の荒波に浸食されたリアス式海岸にある公園です。深い入江を覆うように木々や海岸性の植物が育ち、紺碧の海に突き出た岬の先端まで茂り合っています。その複雑な自然造形は多くの人を魅了します。
鵜原理想郷には、ハイキングコースが整備されています。起点から終点まで1周約2キロメートルのハイキングコースには、いくつかの名勝ポイントがあります。
鵜原理想郷 篠田悌二郎句碑は、ハイキングコースの手弱女平の手前付近にあります。歌碑には、「崎山に 千草の平ら 虫の原」と刻まれています。これは、鵜原理想郷の自然の風景を詠んだものとされています。崎山のふもとにある平らな場所で、多くの草が生い茂り、虫が飛び交っている様子を表現しています。
手弱女平のさらに奥には、高さ約1メートル程度の石造りの地蔵様が鎮座していました。
鵜原理想郷 手弱女平は、鵜原理想郷の自然の景観と、篠田悌二郎の俳句の両方を楽しむことができるスポットです。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。
亀山ダムの建設の碑は、千葉県君津市川俣旧川俣にある記念碑です。
亀山やすらぎ館の近くには、亀山ダムの完成を記念した「亀山ダム建設の碑」が設置されています。右岸のダムサイトに位置し、ひと目で目を引く大きな石碑です。この碑は、ダム建設に携わった多くの人々の努力を今に伝えています。周囲は整備されており、立ち寄りやすい雰囲気です。観光地として訪れた際には、ダムの規模や存在感を改めて感じることができます。
建設の碑は堂々とした大きな岩で、正面には「亀山ダム建設の碑」と力強く刻まれています。石の表面には風化の跡も見られ、時間の流れを感じさせます。その文字は比較的深く掘られており、遠くからでも視認しやすい造りです。
石碑の裏面には、亀山ダム建設に至る経緯や目的が簡潔に記されています。過去の記録としてではなく、今なお語られる意味を持ち続ける内容です。地域の水資源を守る役割を担うダムの重要性や、完成に至るまでの苦労を読み取ることができます。短い文章ながらも、深い背景を知ることができます。
正面から見ると重厚な印象の碑ですが、横から見ると意外にも厚みは控えめで、全体的には横長の構造をしています。大きな一枚岩で、しっかりとした土台の上に据えられています。台座部分は長方形に近い形状で、全体を安定して支えています。
石碑のすぐ横には、亀山湖と亀山ダムが広がっています。ダムの堤体や湖面を背景に、石碑を見ることができます。こうした配置により、記念碑としてだけでなく、周囲の風景と一体になったスポットとなっています。湖畔の風を感じながら、碑とともに風景を楽しむことができます。
碑の近くには顔はめパネルも設置されていて、少し気楽な雰囲気を演出しています。観光地の定番ともいえるアイテムで、記念写真を撮ることができます。真面目な石碑との対比がユニークで、堅苦しさのない雰囲気が印象に残ります。少し遊び心を感じる演出です。
亀山やすらぎ館を訪れた際には、ぜひこの石碑にも足を運んでみてください。徒歩1分の距離にあり、気軽に立ち寄ることができます。展示室でダムについて学んだあと、実際の碑や湖を目にすることで理解が一層深まります。知識と風景の両方に触れることができます。
亀山ダム建設の碑は、歴史と景観の両方を感じることができる場所です。派手さはありませんが、静かに力強く語りかけてくる存在です。周囲には亀山湖ややすらぎ館など、関連施設もあり、一連の流れで見学することができます。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。
出羽三山建立記念碑は、千葉県君津市川俣旧月毛にある記念碑です。
出羽三山建立記念碑は、千葉県君津市川俣旧月毛地区に残る出羽三山信仰の記念碑です。出羽三山信仰が盛んな地域では、「男は一生に一度は三山(サンヤマ)に行くもの」という意識があります。
この登拝は、「奥州参り」といい、山に集まる先祖の霊を供養するため、山を巡ることで生きながらにして死後の世界を体験し、穢れた自我(エゴ、プライド)を捨てて蘇(よみがえ)るためと考えられています。
出羽三山建立記念碑は、元々は亀山湖ゴルフ場の山中に祀られていた月山大神を、開発時にこの場所に遷宮したと書かれています。
記念碑へは、駐車場から石段を登っていきます。石段は、整備されていて、比較的歩きやすいです。
出羽三山は、山形県庄内地方に広がる月山・羽黒山・湯殿山の総称です。この山々は古くから修験道を中心とした山岳信仰の霊山として今でも多くの修験者や参拝者が訪れています。そのため、出羽三山建立記念碑には、3つの祠があります。
千葉県には、出羽三山を祀る神社や寺院が数多くあり、出羽三山への登拝を記念する碑が、千葉県各地に置かれています。出羽三山への信仰は、千葉県の歴史と文化に深く根付いており、今でも多くの人々に親しまれています。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。