鋸山は、千葉県安房郡鋸南町元名にある山です。
徒歩で鋸山の山頂へ向かう道はいくつかありますが、今回は日本寺の駐車場か登る(降る)ルートです。道は舗装されていて、階段になっているのでとても歩きやすいですね。
通天関は岩のトンネルで、天に通じる関所の意味があります。石像が二体あり、二天門とも呼ばれているそうです。岩の向こう側には空が見え、天に通じているように見えますね。
百尺観音は陸海空の交通の安全を守るご本尊で、太平洋戦争の戦没者や交通戦争の犠牲者の供養のために彫られたものです。房州石(ぼうしゅういし)の石切場跡に彫られた神秘的な磨崖仏の大きさには圧巻ですね。
百尺観音の大きさや高さは、上から覗くとよく分かります。人やベンチがとても小さく見えますね。
このエリアは、房州石(金谷石)を切り出していた採石場跡ですが、垂直にそびえたつ壁は息をのむ光景です。よくぞここまで垂直に切り出したものかと関心しますね。写真の中央に見えるのは名所の地獄のぞきです。
鋸山の観光エリアはほとんどが日本寺の敷地内にあり、とても広いお寺であることが実感できます。今回は徒歩て散策しましたが、自動車を使って山頂付近まで行ったり、ロープウェイも利用できます。他にも登山道がいくつかあり、まだ見ていない観光スポットが数多く存在しています。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。