朱色が映える 京都伏見稲荷大社の分霊を勧請 東伏見稲荷神社

東伏見稲荷神社は、東京都西東京市東伏見にある神社です。

東伏見稲荷神社

東伏見稲荷神社は、東京にも京都の伏見稲荷大神のご分霊を奉迎してその御神徳に浴したいとの熱望が高まり、京都の伏見稲荷大社から勧請して1929年に創建された比較的新しい稲荷神社です。

大鳥居 (2022)

訪れた時は雨天でしたが、この周辺は空が開けていて気分爽快な雰囲気が広がります。

大鳥居 (2016)

8年前の晴れの日にも来ていました。大鳥居は綺麗な朱色で、スカッとする空間が気持ち良く、ご利益がありそうですね。

参道

参道には短めな階段があり、山門がすぐそこに見えています。

山門

最寄りの西武新宿線の東伏見の駅名や東伏見という地名は、神社ができてからついた地名だそうです。ご鎮座にあわせて西武新宿線の駅名は、上保谷から東伏見に変わりました。

境内

東伏見稲荷は交通安全祈願・車のお祓いができるため、境内に駐車場が完備されていました。境内の雰囲気はシンプルでとても静かです。

東伏見稲荷神社

東伏見稲荷神社は家内安全・商売繁昌・厄除開運・交通安全などの祈願に訪れる人々が多いそうですが、願い事・ご利益は多岐にわたる「万能の神」というのが、稲荷神社の特徴です。

境内

今日は雨が降っているので境内には人がおらず閑散としていましたが、12月31日には大祓式・茅の輪くぐり神事が執り行われるなど、お正月になると参拝客でとても混雑するそうです。

大鳥居

社殿の裏には、お稲荷様や千本鳥居があるそうなので、次回来る時には参拝してみたいと思います。

それでは、また。

  • 2016/1/31 初版
  • 2022/5/1 更新

世界を照らす仏 奈良の大仏 東大寺

東大寺は、奈良県奈良市雑司町にある寺院です。

中門

東大寺は、大仏を造立し国全体を守る寺として、743年に総力をあげて造営されたお寺です。

大仏殿

大仏殿は、間口約57メートル、奥行約50メートル、高さ約48メートルという巨大さを誇る世界最大級の木造建築です。

2度の焼け落ちていて、現存する大仏殿は江戸時代に再建したものですが、創建時の大仏殿は、現在の大仏殿よりも間口が広かったそうです。

盧舎那仏

「奈良の大仏さま」として名高い盧舎那仏坐像は、像高約15メートル、重さ約250トン、台座の高さ約3メートル、左右幅約60メートル、奥行約50メートルで、建立当時の国民の2人に1人にあたる約260万人が造立に関わったそうです。

ご尊顔

顔の長さは約5メートルで、とにかく大きいという印象です。

国宝と世界遺産に登録されていて、日本を代表する観光地ですね。

広目天立像

盧舎那仏の左側には広目天立像、右側に多聞天立像が鎮座しています。持国天・増長天・広目天・多聞天の4体で四天王になりますが、完成したのは2体で、残りの2体の増長天と持国天は頭部まで造られ、大仏殿内に残されているそうです。

特に気になったのは、左にある階段ですね。

階段

大仏殿の急な階段は天井裏へ続いていて、その先には23メートルの巨大な梁(大虹梁)があるそうです。階段を登ってみたい気もしますが、滑ったら一直線で転げ落ちますね。危険なので一般公開はしていないそうです。

ろうそく

参拝記念にロウソクを立ててお参りを終えました。

大仏さま向かって右後方の柱には、大仏の鼻の穴と同じ大きさといわれる穴があり、くぐり抜けることができれば、無病息災などの厄除けにもなるそうなので、次回はチャレンジしてみたいと思います。

それでは、また。

世界遺産 古都奈良の文化財 春日大社

春日大社は、奈良県奈良市春日野町にある神社です。

社号標

春日大社は、奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建された神社で、神が鹿に乗って来たと言われています。

鹿

春日大社へ向かう道中には鹿がいました。近くに奈良公園もあり、野生の鹿をよく見かけます。

灯籠

参道は緩やかな上り坂と階段があり、両脇には石灯籠が並んでいます。家内安全や商売繁盛などの願いを込めて寄進された物だそうです。

石灯籠には立派なコケが生えていて、1300年の歴史を感じさせてくれますね。

灯籠と鹿

灯籠を撮影しようとしたら、鹿がいました。鹿はおとなしく、近づいても逃げようとしませんね。

南門

南門に到着しました。春日大社を参拝してきたいと思います。

それでは、また。