世界を照らす仏 奈良の大仏 東大寺

東大寺は、奈良県奈良市雑司町にある寺院です。

中門

東大寺は、大仏を造立し国全体を守る寺として、743年に総力をあげて造営されたお寺です。

大仏殿

大仏殿は、間口約57メートル、奥行約50メートル、高さ約48メートルという巨大さを誇る世界最大級の木造建築です。

2度の焼け落ちていて、現存する大仏殿は江戸時代に再建したものですが、創建時の大仏殿は、現在の大仏殿よりも間口が広かったそうです。

盧舎那仏

「奈良の大仏さま」として名高い盧舎那仏坐像は、像高約15メートル、重さ約250トン、台座の高さ約3メートル、左右幅約60メートル、奥行約50メートルで、建立当時の国民の2人に1人にあたる約260万人が造立に関わったそうです。

ご尊顔

顔の長さは約5メートルで、とにかく大きいという印象です。

国宝と世界遺産に登録されていて、日本を代表する観光地ですね。

広目天立像

盧舎那仏の左側には広目天立像、右側に多聞天立像が鎮座しています。持国天・増長天・広目天・多聞天の4体で四天王になりますが、完成したのは2体で、残りの2体の増長天と持国天は頭部まで造られ、大仏殿内に残されているそうです。

特に気になったのは、左にある階段ですね。

階段

大仏殿の急な階段は天井裏へ続いていて、その先には23メートルの巨大な梁(大虹梁)があるそうです。階段を登ってみたい気もしますが、滑ったら一直線で転げ落ちますね。危険なので一般公開はしていないそうです。

ろうそく

参拝記念にロウソクを立ててお参りを終えました。

大仏さま向かって右後方の柱には、大仏の鼻の穴と同じ大きさといわれる穴があり、くぐり抜けることができれば、無病息災などの厄除けにもなるそうなので、次回はチャレンジしてみたいと思います。

それでは、また。