圧倒される大陶板画 埼玉県立 川の博物館 大陶板画「行く春」

埼玉県立 川の博物館 大陶板画「行く春」は、埼玉県大里郡寄居町小園にある壁画です。

埼玉県立 川の博物館 大陶板画「行く春」

本館の外壁には、信楽焼の大陶板画が展示されています。長さ21.6メートル、高さ5.04メートルもあり、屋外に展示した大陶板画としては日本一の大きさだそうです。

埼玉県立 川の博物館 大陶板画「行く春」

大陶板画「行く春」のオリジナルは、日本の明治から昭和にかけて活躍した日本画家の川合玉堂(本名は川合芳三郎)の作品で、現在は、東京国立近代美術館が所蔵し重要文化財に指定されています。1913年に、川合玉堂氏が長瀞と寄居方面を訪れ、荒川に浮かぶ船車(ふなぐるま)をモチーフに描いた傑作だそうです。

埼玉県立 川の博物館 大陶板画「行く春」

川合玉堂氏は、日本の四季の山河と、そこで生きる人間や動物の姿を美しい墨線と彩色で描くことを得意としています。撮影しながら歩いていたら、つまずきそうになりました。スケールの大きさに驚かされますね。

機会があれば、再度見に来たいと思います。

それでは、また。