完全な姿で残存する常緑広葉樹林 県立東高根森林公園 シラカシ林

県立東高根森林公園 シラカシ林は、神奈川県川崎市多摩区長尾にある林です。

県立東高根森林公園 シラカシ林

県立東高根森林公園 シラカシ林は推定樹齢150年から200年の林です。この一帯は、集落跡とシラカシ林を文化財として保護するため、史跡及び天然記念物に指定され、県立都市公園として整備されています。

案内図

天然記念物のシラカシ林は、古代芝生広場を中心とした丘陵斜面に発達し、うっそうとうした常緑広葉樹林独特の森林景観を形成しています。

県立東高根森林公園 シラカシ林

高木シラカシの樹高は20メートルに達し、空一面を覆っています。東高根森林公園の周囲は高速道路や住宅街がありますが、足を踏み入れるとまるで異空間に迷い込んだ雰囲気すら感じます。

階段

シラカシ林のある斜面には階段が作られていました。古代芝生広場と湿生植物園をショートカットできるようになっています。

休憩所

途中には休憩所が設けられ、森林浴を楽しめるようになっていました。

説明板

散策路の途中には説明板が置かれていましたが、若干汚れていて文字が見にくくなっています。他の地域の林は破壊された後に再生した雑木林ですが、東高根シラカシ林は破壊されることなく今でも完全な姿で残存していることから、学術上非常に価値が高いとされているそうです。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。