丘陵地の地形と里山の自然を活かした公園 生田緑地

生田緑地は、神奈川県川崎市多摩区にある緑地です。

生田緑地

生田緑地は川崎市の多摩区と宮前区にまたがる多摩丘陵にあり、標高84mの枡形山をはじめ、起伏に富んだ地形の都市公園です。

敷地内には、雑木林や緑地、科学館や美術館、日本民家園など様々な施設が点在した総合施設です。

しょうぶ園

東の入り口から入ると、まず目に入るのがしょうぶ園で、6月中旬ごろには約2,800株のハナショウブが見頃を迎え、紫や白の花が一面に咲き誇るそうです。

中央広場には蒸気機関車のD51と、旧型客車のブルートレインが展示されていています。間近で見ると実に巨大ですね。

旧型客車は、実際に使用されていた国鉄の客車で、車両の中に入ることができます。

カフェ

かわさき宙と緑の科学館内には Cafe 星めぐりがあり、ここでは軽食やスイーツを頂くことができます。店内の席はもちろんテラス席もありました。

生田緑地中央広場に面しているので、広々とした広場の風景を見ながらまったりと食事を楽しめますね。

メタセコイアの杉林

中央広場から岡本太郎美術館へ抜ける森の中には、空へ一直線に伸びるメタセコイアの杉林がありました。

メタセコイアは成長すると高さが25〜30mにもなり、秋には茶褐色となって紅葉するそうですが、今は1月なので葉っぱは何も残っていませんね。

梅園

岡本太郎美術館の近くには、約2,500平方メートルの梅園があります。

道知辺(みちしるべ)や紅冬至(べにとうじ)などの紅梅や白梅が美しく咲き誇っていますね。

梅の花

生田緑地には、体験学習やプラネタリウムが楽しめる「かわさき宙(そら)と緑の科学館」や、江戸時代の代表的な古民家を展示した博物館「日本民家園」などの見所があるので、次回は行ってみたいと思います。

それでは、また。