世界に誇るさいたま市の盆栽 大宮盆栽美術館 後編

大宮盆栽美術館は、埼玉県さいたま市北区土呂町にある美術館です。

大宮盆栽美術館

大宮盆栽美術館は、さいたま市の盆栽文化振興の核となる施設として、世界に誇る盆栽の名品や盆栽に関わる美術品、歴史・民俗資料等を展示する美術館です。 季節ごとに異なる表情を魅せる、生ある芸術品「盆栽」は、さまざまな世代に人気があります。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園

大宮盆栽美術館の中央には盆栽庭園があります。盆栽庭園には、常に約60点の盆栽が展示されています。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園

盆栽は満開の花や鮮やかな新緑や紅葉など、季節によって異なる表情を見せます。中には立派な果実を結ぶものや、葉が落ちても凛とした美しさを見せるものがあります。2月に咲く野梅はいくつか展示されていましたが、訪れた1月の現在では、花が少し咲き始めているものがあり、盆栽にも花の咲く時期には個性があります。

盆栽は、盆器の中に凝縮された大自然の情景をイメージしながら鑑賞します。盆栽全体の姿を見るだけではなく、根張り、幹の立ち上がり、枝ぶり、葉、ジンやシャリなど、根、幹、枝、葉の各部分に見どころがあります。盆栽を360度すべての方向から見られる場所もあり、盆栽の正面と背面の違いを楽しむことができます。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園 千代の松

庭園でひときわ目立つ盆栽はは五葉松「千代の松」です。この盆栽は、大宮盆栽美術館で最大の盆栽として知られ、その存在感と美しさで多くの来園者を魅了します。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園 千代の松

千代の松は、日のあたり方を調節するため回転式展示台に飾られていました。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園

盆栽庭園は、本館2階の盆栽テラスからは一望することができます。

大宮盆栽美術館 盆栽庭園

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。