カテゴリー: 01-山岳

大黒山(だいこくやま)は、千葉県安房郡鋸南町勝山にある山です。

大黒山は、海辺にそびえる標高75メートルの鋸南町勝山のシンボルの山です。周辺には海しかないため、頂上は360度の大パノラマが広がっています。

大黒山は駐車場が整備されていいます。ハイキングコースの入り口近くまで車で行くことができます。

大黒山のハイキングコースは夜間は危険なので登らないでくださいと書かれていますが、日中は非常に長閑な散策コースです。

登口からしばらくの間は山の間を切り開いた獣道を進みますが、後半のほうは整備され階段が続きます。

大黒山のハイキングコース場には見所がいくつかあります。その一つが鋸南町指定史跡の「醍醐新兵衛(だいごしんべえ)の墓所」です。

勝山村の醍醐家は、関東(房総)の捕鯨の祖と言われています。鯨組の船団を組織化し、江戸湾でツチクジラを捕獲していたそうです。

忍足佐内(おしだりさない)の岩牢跡は、南房総市指定史跡です。忍足佐内は、旱魃(かんばつ)による疲弊と悪政による重税から村民を救うため、身を挺し上訴しましたが失敗し、1875年に処刑された義民で、正義感が強かったとされる人物です。

大黒山では、2010年度に遊歩道の改修工事を実施したため、遊歩道に手すりや階段などが整備され、快適に登山ができるようになりました。

山頂に近づくと、展望台が見えてきました。

今から大黒山展望台に行ってみたいと思います。

それでは、また。

吾妻小富士は、福島県福島市土湯温泉町にある火山です。

吾妻小富士(あづまこふじ)は地元の人々に古くから愛され、名山として親しまれています。壮大な爆裂火口の眺めは多くの登山者や観光客を魅了し、美しい風景として知られています。

吾妻小富士の登山道は木の階段が付けられた遊歩道の階段です。整備されているので安全に登ることができます。山頂までは約10分間、階段をジグザグと登ります。かなりの体力が必要です。

中腹まで登ってきました。既に浄土平の駐車場やビジターセンターの営業終了時間の16時が迫っています。太陽が沈みかけ、辺りは濃い霧に包まれようとしています。

標高1,707メートルの活火山、吾妻小富士の頂上に到着しました。火口底までは約70メートルあります。山頂には直径約400メートル爆裂火口があり、とても非常に迫力があります。

吾妻小富士の噴火口は、約40分ほどで一周することができます。周囲の山々や美しい風景を一望することができるそうです。

特に天候が良い日には遠くまで見渡せる景色が楽しめるようですが、既に霧が目の前まで迫っています。噴火口を一周したいと思いましたが、今回は断念しました。

この時刻になると、観光客は誰もいません。周りに誰もいない状況で、吾妻小富士を一人で堪能することができ、特別な経験をすることができました。

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。