黄金でできた人が現れる夢 法隆寺 夢殿

夢殿(ゆめどの)は、奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内にある建物です。

夢殿

夢殿は、聖徳太子が法隆寺で瞑想にふけったときに黄金でできた人が現れる夢を見たという故事に基づいてその名がついたといわれ、正式な名前は「上宮王院夢殿」だそうです。

八角円堂の夢殿は奈良時代の建物ですが、鎌倉時代に軒の長さを深くして屋根の勾配を急にするなどの大修理を受けているそうです。

八角円堂は、故人を供養する堂の形で、内部には聖徳太子ゆかりの遺品が集められています。

夢殿周辺

夢殿の建物の周りには、ゆったりとしたスペースや休憩できる椅子があり、腰を掛けながら夢殿を眺めることができます。

夢殿へ続く道の途中

夢殿は、法隆寺の東側にありますが、そこへ通じる道は写真のような壁がずらりと並んでいます。忍者が出てきてもおかしくない風景に趣を感じますね。

機会があれば、再度来てみたいと思います。

それでは、また。