戦国時代の歴史を今に伝える貴重な城 清洲城

清洲城は、愛知県清須市朝日城屋敷にある城です。

清洲城

清洲城は、尾張国の中心部に位置し、戦国時代を代表する武将である織田信長や豊臣秀吉ゆかりの地にある城です。

清洲城 大手門

清洲城は、1405年に築城が開始されました。その後、戦国時代には織田信長が居城とし、天下統一の拠点として整備されました。清洲城は、戦国時代の重要拠点として、織田信長や豊臣秀吉ゆかりの地として、多くの人々に親しまれています。

清洲城

「きよす」は、古くは「清須」の表記が多く、後に「清洲」の表記が多いそうです。清洲城では、1610年の清須から名古屋への都市の移転「清須越」以前を「清須」と表記し、それ以降を「清洲」と表記しています。

清洲城 信長塀

大手門の両側には信長塀があります。織田信長は、桶狭間に出陣する際、熱田神宮で戦勝祈願し勝利後に、お礼として熱田神宮へ信長塀を奉納しました。その信長塀をモデルとして、清洲城でも信長塀が復元されています。

清洲城 日本庭園

清洲城には、日本庭園があります。天守閣前の石庭は、大小10の石で構成されています。

清洲城 日本庭園

中央の立石は小さな石で支えられていて、織田信長と羽柴秀吉(豊臣秀吉)を象徴しているともいわれています。

清洲城 日本庭園

四季を通じた花・木が季節を感じさせてくれる池泉回遊式庭園は、築山の上でカーブを描くコンクリートの水路があり、池の水を循環させるとともに、庭園に動きと変化を与えています。

清洲城 石垣

清洲城には、大小の自然石を野面積みで構築した石垣があります。野面積は、石の表層を削らずにそのまま積み上げた石垣のことです。石の凹凸や色合いがそのまま出ていて、自然の美しさが活かされ、風格ある奥深い美しさを湛えています。

清洲城

清洲城の公園横広場では、城主行列や武者行列、演芸、音楽などのイベントが行われています。

清洲城

清洲城は、戦国時代の歴史と文化に触れることができる、魅力的な観光スポットです。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。