勝覚寺(しょうかくじ)は、千葉県山武市松ヶ谷にある仏閣です。
勝覚寺は、釈迦堂、遍照殿、鐘楼堂などの歴史ある建造物や、巨大で美しい四天王像などの文化財を見ることができるお寺です。勝覚寺のある山武市は、九十九里のほぼ中央に位置し、周囲はのどかな田園地帯が広がっています。
勝覚寺は、サーフィンが盛んな九十九里にあります」。波乗り不動明王は、サーファーの海上安全を祈願して建立されました。海上安全と技術向上を守護するステッカーお守りもあるそうです。近年では、世間の荒波を乗り越えるためのお守りとしても人気です。
勝覚寺 鐘楼堂は、太平洋戦争で梵鐘を供出して以来、60年の間、梵鐘がない鐘楼が建っていましたが、傷みが進み2002に解体、再建の機運が盛り上がり2005年に再建されました。吊されている梵鐘の口径は二尺八寸、四方には四天王像が陽刻され、所願成就と法界萬霊供養を念じて、毎朝6時に住職が撞いています。
現在の釈迦堂は江戸初期の1695年の建立です。様式は紀州和歌山県によく見られる造りで、往時紀州棟梁の手によって建立されたものといわれています。戦後、アイオン台風により、著しく破損したため、1965年に大改修されました。
勝覚寺 釈迦堂は、関東八十八ヶ所霊場第四十六番札所として、遠方からも多くの参拝者が訪れる人気の寺院です。
勝覚寺 釈迦堂のご本尊は釈迦如来、脇侍は阿難・迦葉(あなん・かしょう)そして釈迦如来を守護するように、四天王像が安置されています。
機会があれば、再度来てみたいと思います。
それでは、また。