西新井大師は、東京都足立区西新井にあるお寺です。
西新井大師は、厄災消除の祈願寺として創建されたお寺です。江戸時代には女性の厄除け祈願所として名を馳せ、現在は東京だけでなく埼玉や千葉など関東近県より多くの善男善女が訪れる厄除けの霊場として栄えています。
新年の西新井大師の表参道は、一方通行規制が敷かれています。出口専用と書かれた場所からは進むことができません。境内周辺には出店が立ち並び、新年を祈願する参拝客で非常に混んでいます。
西新井大師の山門は、関東三大師と呼ばれるだけあり、非常に高さのある立派な伽藍です。訪れた1月は「謹賀迎春」が掲げられていました。
西新井大師の山門は、江戸時代後期に建てられました。山門には、両脇に金剛力士像が祀られています。金剛力士は、不動明王の使者とされ、不動明王の敵対者や邪悪な存在から信者を守る役割を果たすと信じられています。
大本堂前には常香炉があります。常香炉には青銅製の重厚な鋳物の屋根があり、上部の相輪は透かし彫りの水煙になっています。
常香炉から沸き立つもくもくとした線香の煙と香りは、心が落ち着くだけでなく、新年を感じさせてくれます。
西新井大師の大本堂は1972年落慶で、十一面観音と弘法大師を祀っています。
普段は静かで厳粛な雰囲気ですが、今日は参拝客が大勢いるので活気に溢れています。
西新井大師の大本堂から境内の方向を見ると、もう夕方になりかけていますが参拝客が途絶える様子はありません。西新井大師の敷地内は広く、綺麗に整備されていて、様々な建造物を回りながら参拝することができます。普段は観光客のみならず、地元周辺住民の方々が散歩する姿が見られます。
西新井大師の不動堂は、関東三十六不動霊場の第26番札所になっています。霊場のパネルは、大本堂内に設置されていました。
西新井大師の大本堂には、おみくじ処があります。
今年もおみくじを引いてみました。
大吉を引くことができました。今年は希望と期待に満ちた気持ちで新たな一歩を踏み出すことができそうです。
機会があれば、再度来てみたいですね。
それでは、また。