多くの石像 木造とコンクリート造のユニークな建築様式 宗徳寺

宗徳寺(そうとくじ)は、東京都八王子市滝山町にあるお寺です。

宗徳寺

宗徳寺は、甲州武田家家臣、八木源左衛門が庵を開いたのが始まりとさるお寺で、八木宿の名の由来ともなっています。1639年に寺となり、1973年に東京都八王子市から移転しました。

宗徳寺

境内に足を踏み入れると、まず見えてくるのが高台の上にある鐘楼です。高い位置にあるので、鐘の音は遠くまで響きます。

宗徳寺

宗徳寺の境内には、本堂、山門、鐘楼などがありますが、特に目を引くのがお地蔵さんや石像の数の多さです。境内には、多くのお地蔵さんや石像が立ち並んでいます。

宗徳寺

山門前広場の鐘楼前には七福神があり、駐車場南側には小さなお地蔵さんが立ち並んでいます。3体のお地蔵さんは、斜めに首を傾げ、可愛らしい顔をしています。

宗徳寺

拝殿の横にある大黒天さまは、袋の重さや大きさが非常に良く表現され、見る人に迫力を与えてくれます。

宗徳寺

鐘楼の隣には、境内社の稲荷社があります。

宗徳寺

山門は、非常に立派です。柱には彫が深く立体的な木鼻の龍の彫刻が施されています。

宗徳寺

本堂は、屋根は唐破風が印象的な木造で、外壁と躯体はコンクリート造の建築です。コンクリート造は雨に弱いため、屋根は木造になっているそうです。扁額は、寺院の山号「幡龍山」が掲げられていました。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。