トンネルのように連なる朱色の鳥居 深川奥宮稲荷社

深川奥宮稲荷社は、愛知県瀬戸市深川町にある神社です。

深川奥宮稲荷社

深川奥宮稲荷社は、瀬戸の陶祖である藤四郎が、この神社のお告により良質の土を得たという伝承から、瀬戸の産土神といわれている深川神社の摂社です。深川奥宮稲荷社は、771年に創建された、瀬戸市でもっとも古い歴史をもつ神社です。

深川奥宮稲荷社

深川奥宮稲荷社は、西に深川神社、東に陶彦神社にはさまれた位置にある神社です。深川奥宮稲荷社は、商売繁盛、家内安全、五穀豊穣などのご利益があるといわれてます。また、縁結びの神社としても知られて、多くの参拝客が訪れます。

深川奥宮稲荷社

深川奥宮稲荷社の参道には、朱色の鳥居が連なっています。その密集ぶりは、まるでトンネルのようです。鳥居は、神域の境界を示すもので、神聖な場所に近づくことを表しています。

深川奥宮稲荷社

深川奥宮稲荷社の見事な鳥居群は、実に映えるスポットです。神聖さと美しさを兼ね備えた、日本の伝統文化の象徴といえます。

深川奥宮稲荷社 拝殿

深川奥宮稲荷社には陶製の狛犬の「狛狐」が配置されています。油揚げを奉納しているそうです。

深川奥宮稲荷社 本殿

深川奥宮稲荷社を訪れた日は、紅白幕が飾られていました。深川神社では、3月第4日曜日に、深川奥宮稲荷社例祭が、4月第3日曜日に、「せと陶祖まつり」が催されます。

深川奥宮稲荷社

深川奥宮稲荷社には、1959年の伊勢湾台風を生き抜いた強靭さを持つ、御神木のクスノキがあります。神社の案内板によると、風が葉を通り抜ける際の音は、まるで木々が会話しているような音色がするそうです。

トンネルのように連なる朱色の鳥居がある深川奥宮稲荷社。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。