新幹線試験車両の実物展示 鉄道模型で楽しめる 新幹線資料館 後編

新幹線資料館は、東京都国分寺市光町にある資料館です。

展示車両

資料室は、ひかりプラザ北側に設置された新幹線試験車両951の内部にあります。新幹線をそのまま展示室していて斬新ですね。とてもワクワクします。

951形試験車両

新幹線試験電車951形は、1972年当時世界最高記録時速286キロメートルを達成した車両だそうです。開通前の山陽新幹線西明石から姫路間で実際に走行した記念すべき車両はとても貴重ですね。

座席

扉から資料室に入ると、右側に座席があります。資料室内には鉄道関係の本が置かれているので、座席に座りながら本を閲覧することができます。展示車両の新幹線は常に停止しているので、座って本を読んでも酔わなくて良いですね。

鉄道ジオラマ

鉄道ジオラマのコーナーでは新幹線が勢いよく走っていますね。

操縦席

ボタンを押すと走る仕組みになっています。子供たちが楽しそうにボタンを押していました。

毎日点検

鉄道ジオラマは毎日点検しているそうですが、動かない場合があるそうです。

鉄道資料

展示コーナーでは、パンタグラフやレール、車掌帽子や改札鋏(かいさつばさみ)が置かれていました。

改札鋏

現在の改札はICカードを使った自動改札機ですが、昭和の時代は切符を改札鋏で一部切り取っていました。はさみをカチャカチャする音が懐かしいですね。

記念レリーフ

時速286キロメートルで走行した時の記念レリーフがありました。1972年は今から半世紀も前の話なんですね。

所要時間のうつりかわり

東京と大阪間の所要時間は、約100年前の蒸気機関が約12時間、現在は新幹線で2時間半だそうです。近い将来、リニア中央新幹線では約1時間となるようなので、山手線で都内を一周している間に、大阪に行けるんなんてすごいですね。

新幹線資料館

貴重な鉄道資料を鑑賞して新幹線の歴史を学ぶことができ、鉄道ジオラマでも楽しむことができる新幹線資料館。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。