徐々に明らかになる津久井城の歴史 津久井湖城山公園 御屋敷跡

津久井湖城山公園 御屋敷跡は、神奈川県相模原市緑区根小屋にある史跡です。

津久井湖城山公園 御屋敷跡

津久井湖城山公園は、戦国時代の山城「津久井城」跡の城山と、城山ダム両岸一帯に広がる、自然と歴史の宝庫の公園です。御屋敷跡は、津久井城主の居館があったとされる史跡です。

津久井湖城山公園 御屋敷跡

御屋敷跡の発掘調査では、戦国時代の数回にわたる曲輪の移り変わりの様子が明らかになりました。遺構は掘立柱建物跡や焔硝蔵跡、空堀、土塁跡などが、遺物は貿易・国産陶磁器やかわらけ、金を精錬したと思われるかわらけ片などが見つかっています。

津久井湖城山公園 御屋敷跡

現在の御屋敷跡は、一面緑の芝生の広場になっています。土の下には未知の遺構が眠っていて、毎年、発掘調査が行われています。これからも新たな発見がなされるかもしれません。

津久井湖城山公園 御屋敷跡

御屋敷跡の南にある津久井湖城山公園 パークセンターでは、津久井城の案内や展示が行われていて、そこでは、最新の調査情報も展示されています。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。