オアシス21 水の宇宙船は、愛知県名古屋市東区東桜にある展望台です。
オアシス21は、2002年にオープンした、名古屋市の新たなランドマークとして親しまれている複合施設です。名古屋市の中心部にあり、アクセスも良好です。オアシス21のシンボルの「水の宇宙船」は、空中に浮かぶガラスの大屋根の都心のオアシスです。
水の宇宙船は、地上14メートル、長さ106メートル、幅36メートルのオーバル形状のガラス張りのドーム型の建物です。ガラスの上面には薄いベールのように水が流れ、無数の光の波紋を描き出します。水の宇宙船の外周には園路があり、空中散歩を楽しむことができます。
水の宇宙船へは、エレベータを使って向かうことができます。混雑しているときは、階段を使うこともできます。階段を登ると、高さを実感でき、また、階段の途中からの風景も楽しめます。階段を登るのは少し大変ですが、その分、高さを実感できるだけでなく、階段の途中からの風景も楽しめます。
水の宇宙船のエレベータの扉の上には、小さな水の宇宙船を思わせる屋根がついています。この屋根は、水の宇宙船の屋根と同じように、ガラス張りで、水が流れるようにデザインされていて、エレベータを待つ人々や、エレベータの扉を雨や雪から守ります。
水の宇宙船は、水を張った大屋根が目で見て楽しいだけでなく、地下への輻射熱やヒートアイランド現象を軽減したり、雨水や井戸水を活用したりと、地球にやさしい取り組みがなされています。都会の中心部で、大きく透明な池がある異空間は、人々の心を癒し、地球環境に貢献する貴重な存在です。
ガラスの屋根の上には水が流れ、見とれるほどに美しい波紋を描き出しています。その周囲には、1周約200メートルの空中回廊があり、地上14メートルの空中散歩が楽しめます。
水の宇宙船は、デートや観光にもおすすめのスポットです。昼間の爽やかな雰囲気も良いですが、夜のライトアップも幻想的でおすすめです。
水の宇宙船の下には、開放感がある吹き抜けの「銀河の広場」があります。多彩なイベントが開催され、多くの方で賑わいます。広場の周辺には、多くの方がゆっくりくつろぐことができるよう、テーブルとイスが配置されています。
地球にやさしい取り組みと、人々の心を癒す空間の両方を兼ね備えた、未来の街づくりのモデルのオアシス21 水の宇宙船。
機会があれあば、再度来てみたいですね。
それでは、また。
- 2016/01/01 初版
- 2023/03/28 更新