さぎ山の歴史や自然環境を学べる さぎ山記念館

さぎ山記念館は、埼玉県さいたま市緑区南部領辻にある記念館です。

さぎ山記念館

さぎ山記念館は、さぎ山の歴史や自然について、さまざまな展示やイベントを通して学ぶことができる施設です。サギの繁殖地のさぎ山の歴史や、さぎ山に生息する動植物と自然環境について学ぶことができます。

さぎ山記念館

さぎ山記念館の入り口には大きな象のオブジェが置かれています。このオブジェは、木彫りの象で、さぎ山記念館のシンボル的な存在として訪れる人々を出迎えてくれます。

さぎ山記念館

さぎ山記念館は2階建てです。所々に歴史を感じる造りです。

さぎ山記念館

奥には、展示室入り口がありました。以前は土足禁止だったようですが、現在は土足で入れるようになっています。床には赤い絨毯が敷かれ、豪華さを演出しています。

さぎ山記念館

展示室の中は、パネルや剥製が置かれています。図書コーナーや当時の写真も展示されています。さぎ山は、18世紀前半、見沼の干拓・水田拡大によってサギの餌となる昆虫が増え、サギが営巣地として定着しました。昭和になり、さぎ山は天然記念物に指定されました。

さぎ山記念館

しかし、1970年代の宅地化によって水田が減少し、サギの餌となる昆虫も消えてしまいました。そのため、サギはさぎ山から姿を消し、天然記念物指定も解除されました。

さぎ山記念館

この悲しみを忘れないため、さぎ山を公園として整備し、後世に残すためさぎ山記念館が作られそうです。館内では、写真コンクールが開催され、さぎ山の風景やサギの写真などが展示されています。

さぎ山記念館

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。