昭和の香りが色濃く残る資料館 高滝ダム記念館

高滝(たかたき)ダム記念館は、千葉県市原市養老にある記念館です。

高滝ダム記念館

高滝ダム記念館は、千葉県内第一位の貯水面積(1.99平方キロメートル)を誇る高滝ダムの堰堤を望むことのできる場所にある記念館です。

高滝ダム記念館

ダム記念館の1階には高滝地区の昔の様子やダムの建設経緯を紹介するコーナーがあり、2階にはダムを望みながら食事ができるレストランがあります。

高滝ダム記念館

1階のエントランスに入ると、高滝ダム周辺のジオラマが置かれています。ジオラマは、今自分のいる場所とその周辺の地形や自然環境を視覚的に理解する際に便利です。周囲は山や田畑に覆われ、自然豊かな立地にあることが分かります。

高滝ダム記念館

記念館内には、高滝ダムの建設経緯の年表が貼られています。高滝ダムの歴史とその役割について理解を深めるのに役立つ情報が入手できます。

高滝ダム記念館

記念館内には、ダム周辺の110戸の家屋が移転した際に、かつての農家が日常的に使用していた農耕器具の展示が行われています。素朴なデザインの木材の使われ方は、歴史と伝統を感じさせます。高滝ダム記念館は、地域の遺産を保存し、伝えるための重要な施設です。

高滝ダム記念館

千葉県市原市には、高さ27mの「藤原式揚水水車」があります。藤原式揚水機は当時の揚水車の中でも最大規模で、最大揚程20メートルだそうです。高滝ダム記念館にはその20分の1の模型が置かれていました。

高滝ダム記念館

記念館内には応接室や会議室の部屋もあります。これらの部屋は昭和時代の雰囲気を醸し出し、歴史的な価値や魅力を持っています。

高滝ダム記念館

高滝ダム記念館の2階にはレストランがあります。訪れた平日の朝は営業をしていませんでしたが、地元の肉を使った定食や麺類などが提供され、カレーとお米を使った「高滝ダムカレー」は人気があるそうです。

高滝ダム記念館

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。