オレンジ色に怪しく光る照明 奥米隧道

奥米隧道(おくごめずいどう)は、千葉県君津市奥米にあるトンネルです。

奥米隧道

奥米隧道は、三島ダムの近くにある1955年竣工のコンクリート吹き付けのトンネルです。トンネルは途中で地上に出ているので、全長は99.7メートルと308.4メートルの二つに分かれています。

奥米隧道

奥米隧道の入り口は、異世界への扉のような雰囲気があります。心霊スポットとしても紹介されることがあるそうです。

奥米隧道

赤みを帯びたオレンジ色の照明がトンネル内部を照らしていますが、曲がりくねったトンネルの先は真っ暗です。

奥米隧道

奥米隧道の内部は、オレンジ色に怪しく光る照明が印象的です。入口はコンクリート補強がされていますが、奥は素掘りの地肌が固められています。深夜に訪れれば、相当な雰囲気を楽しめそうですね。

奥米隧道

奥米隧道は小糸川を水源とする農業用水用の「三島ダム」の近くにあります。三島ダムはブラックバスなどの淡水魚の釣り場として人気があり、休日になると釣り客を乗せたボートがたくさん出ています。周囲にはキャンプ場もあり観光客も多く来るそうですが、今回訪れた12月は周囲に人が誰もおらず、とても静かでした。

奥米隧道

奥米隧道は車も通ることができます。相互通行はできないかもしれないので、対向車が来ないことを確認しつつ、慎重に通り抜ける必要がります。

奥米隧道

車通りは少ないので、徒歩でも通り抜けることができます。日中であれば、一人で散歩しても特に違和感を覚えることはなさそうですね。

奥米隧道

奥米隧道の近くには、赤く塗装された奥米橋があります。美しい景観に赤のアクセントが加えられた、とてものどかな風景が広がります。

奥米隧道

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。