不思議なオブジェがある 子之神社

子之神社(ねのじんじゃ)は、神奈川県川崎市多摩区菅北浦にある神社です。

子之神社

子之神社は、敵に放った矢じりの根が納められたことから「根之神」と称されるようになり、その後、流鏑馬が行われた際に「子」の方角であるこの地に祠を建て、矢の根を納めたことから「子之神」と名称が変わり現在に至るそうです。

子之神社

子之神社は、JR南武線の稲田堤駅や、京王相模原線の京王稲田堤駅を下車し、徒歩10分程度の距離にあります。子之神社は創建年代等は、不詳だそうです。階段はとても急に見えますが、距離は長くはありませんでした。

子之神社 拝殿

階段をると、拝殿が見えてきます。子之神社 拝殿の前は開けていて、広々としています。

子之神社 拝殿

子之神社の本殿は、一間社流造で、正面に千鳥破風、向拝に軒唐破風を付け、母屋の組物を三手先斗栱詰組とする造りですす。子之神社の本殿は、1996年に川崎市重要歴史記念物に指定されました。とても落ち着いた雰囲気と荘厳な空気を感じます。

子之神社 神楽殿

拝殿の横には神楽殿がありましたが、シャッターが閉じていました。

子之神社

拝殿の右側には、御神木があります。建物と一体化しているように立っています。御神木には、かつて境内にあった枯死寸前の樹齢300年の椎の木の一部を、現在も保存しているそうです。御神木は樹皮の一部で、裏側は空洞になっていて、時間の流れを感じさせます。

子之神社

子之神社の拝殿には、そろばんのようなオブジェが掲げられていました。説明板などもなく、詳細な情報はありませんでした。

子之神社

子之神社の境内奥の方には、金属製のオブジェが置かれていました。説明板などもなく、詳細な情報はありませんでした。

子之神社

少し不思議な雰囲気があり、山の中にひっそり佇む、とても静かな境内の子之神社。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。