交差点に佇む結界石 山武市有形文化財 結界石

山武市有形文化財 結界石は、千葉県山武市松ヶ谷にある石です。

山武市有形文化財 結界石

山武市有形文化財 結界石は、高さ1メートル5センチ、年代は不詳なものの江戸時代の造立であると推定される結界石です。とても静かで、周囲は田んぼや住宅街が立ち並ぶ、とある交差点に佇んでいます。

山武市有形文化財 結界石

「結界」は教団の僧尼の秩序を維持するため、ある一定の区域を限ることを意味します。寺院の門前に標語を刻記してある石柱を結界石といい、禅宗の寺院に多く見られます。

山武市有形文化財 結界石

陰刻銘文には「不許葷酒入門内」と書かれています。「くさい野菜は不浄なため、酒は浄念をみだすため、ともに清浄な境地である寺門内に入ることを許さぬということ。」(広辞苑)の意味があるそうです。

山武市有形文化財 結界石

山武市有形文化財 結界石は、山武市有形文化財に指定されています。歴史的、文化的に価値の高い有形の文化財です。

機会があれば、再度来てみたいですね。

それでは、また。